
PSPで展開された「遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX タッグフォース」シリーズ第1弾の感想を書いていきます。
1作目は特にアニメの再現度が高い名作ですよ!
当時発売されていたカードをほとんど収録しているところも魅力です!
本記事はスマホで撮影した直撮り画像を使用しております。
そのため画質が粗めですが、ご了承下さい。
目次
作品情報
製品名:遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX TAG FORCE
対応機種:プレイステーション・ポータブル、プレイステーション2(エヴォリューション)
ジャンル:対戦型カードゲーム
発売元:コナミデジタルエンタテインメント
開発元:コナミデジタルエンタテインメント、テンキー
発売日:2006年9月14日
CERO:A
評価点
アニメの再現度が非常に高い

GXの舞台、「デュエルアカデミア」のマップの再現度はかなり高いです!
各学生寮や教室、デュエル場、購買、灯台などのマップが忠実に作られてます。
各エリアにはデュエリストがうろついてますよ!

デュエリストもアニメ1年目で登場した多くのキャラが参戦しております!
メインキャラはもちろん、「万丈目の兄」や「大山平」「ボーイ」などのマイナーキャラともデュエル可能です!
アニメ1年目ではデュエルしなかった「トメさん」や「セイコさん」ともデュエルできますよ!
トメさんはアニメ4年目で一応デュエルしましたが…。
一部のアニメ再現イベントでは、アニメキャラ同士が自動でデュエルします。
流石にデュエル内容はアニメとは異なりますが、一方的な展開では無いので見ていて面白いです!
オリジナルキャラも魅力的!

アニメキャラの他に、本作オリジナルのキャラともデュエルできます!
立ち絵はありませんが、一人ひとり個性があるので魅力的です!
一部のオリジナルキャラはスタッフの名前を付けられています。
個人的にはツンデレの麻季ちゃんが好きです!
デュエル中の3Dモデルの出来が良い

デュエル中はキャラクターが3Dでグリグリ動きます!
グラフィックはトゥーンレンダリングで作られており、再現度がとても高いです!
各アニメキャラは切り札カードの召喚時・攻撃時にムービーが流れます。
こちらもかなりの迫力ですよ!
アニメキャラだけでなく、ゲームオリジナルキャラも3Dモデルが作られているところもポイント高いです!
カードの収録枚数が多い
GBAやDSで発売された遊戯王シリーズは未収録カードがかなり存在しました。
しかし、タッグフォースシリーズは当時発売されていたカードをほとんど収録されているので、様々なデッキを組むことができます!
処理が難しいカードや権利的に問題があったカードは収録されておりませんが、前者に関してはシリーズが進むごとに収録されるようになりました。
タッグデュエルでアニメキャラと協力!

タッグフォースシリーズの特徴は何と言ってもタッグデュエルです!
好きなアニメキャラと協力してデュエルすることができるので、よりキャラに愛着が湧くこと間違い無しですよ!
相方のデッキに近いデッキを組めば有利に戦えます。
あえて違うデッキでタッグを組むのも面白いですけどね!
アニメ版を意識したBGM

タッグフォースシリーズのBGMはアニメ版を意識しており、アニメで使用されても違和感の無い曲が使用されております。
本作のみオープニングムービーではアニメ版(セブンスターズ編)の主題歌「99%」が使用され、デュエル優勢時ではアニメ版のBGM「十代のテーマ」が流れます!
イベントデュエルで流れる優勢BGMはアニメサントラ未収録曲なので聴けて嬉しかったです!
特にセブンスターズ戦で流れる優勢BGMはGXファンの間で「運命のテーマ」と呼ばれており、とても人気がある曲ですよ!
好感度システム

タッグフォースシリーズはキャラクターの好感度システムを採用しており、好感度を上げることでイベントが発生します。
好感度はデュエルで勝利したり、購買でドローパンを購入して好物のパンを渡せば上昇します。
もちろんゲームオリジナルキャラにも好感度が存在するので、全員の好感度をMAXにするとなると相当なやりこみが必要ですよ!
不満点&気になったところ
AIのプレイング

遊戯王シリーズ共通の問題点ではありますが、AIが酷いプレイングをすることが多々あります。
特にタッグデュエル時が顕著で、味方に足を引っ張られることがよくありました。
勝手にモンスターを生贄(現在で言うリリース)にしたり、「パワー・ボンド」で自滅したりします。
酷い時には1vs3になることも…。
フリーデュエル以外では必ずパートナーのターンから始まるのも問題です。
自分のターンが来た時には壊滅状態だったことが何度もありました。
これに関しては2以降も改善されてません。
先攻1ターンキル防止のためかもしれませんが…。
禁止・制限カードが2005/09/01(本作発売の1年前)

大体の遊戯王シリーズは制限リストがゲーム発売の半年前のものですが、本作は1年前のものが採用されております。
GBAの「EX2006」と同じ制限なので、「EX2006」の後にプレイした僕としては新鮮味が薄かったです。
「EX2006」の後だと新規カードも少ないですからね…。
これはアニメで使用頻度の高かったカード「強欲な壺」を使用できるようにする為だと聞きました。
「強欲な壺」は使用できるのであればどんなデッキにも必ず入ると言われるほどのカードです。
そのため、全キャラに使用時のボイスがあります。(ついでに禁止カードの「天使の施し」も)
しかし、わざわざ1年前の制限リストにしてまで使いたくはありません。
まとめ
タッグフォースシリーズ1作目にしてこの完成度は素晴らしいです!
特に初代タッグフォースはアニメの再現度が高いので、アニメの世界に自分が入り込む気分を味わえるでしょう!
AIや制限リストの問題もありますが、キャラゲーとしては満点の出来なので満足できました!
プレイ時間:不明(100時間は越えているはず!)
個人的評価:S