
こんにちは、雪月あきら(@snowmoon0328)です。
今回は初代『妖怪ウォッチ』のリマスター版、
『妖怪ウォッチ1 for Nintendo Switch』の感想を書いていきます。
初代『妖怪ウォッチ』は発売当初の売上はそこそこだったものの、アニメ化によって大ブレイクして100万本以上を売り上げ大人気作品となりました。
当時の勢いは凄まじく、続編の2は初週で128万本を売り上げるほど!
本作はそんな初代『妖怪ウォッチ』をニンテンドースイッチ向けに調整したリマスター版です。
当時の魅力はそのままに、高画質で蘇りましたよ!
この記事では追加・変更された要素を中心に紹介します。
オリジナル版の特徴はこちらの記事をご覧ください。
- 初代『妖怪ウォッチ』のリマスター版
- Switch向けに操作を最適化
- 当時の設定や雰囲気はそのまま
目次
作品情報
製品名:妖怪ウォッチ1 for Nintendo Switch
対応機種:ニンテンドースイッチ
ジャンル:RPG
発売&開発元:レベルファイブ
発売日:2019年10月10日
CERO:A
3DS版との違い

- 画質・グラフィックの向上
- パートボイスの追加
- インターネット対戦の追加
- 「妖怪アーク」や「DX妖聖剣」によるNFC連動に対応
- さすらい荘の仕様変更
- 操作をSwitch向けに最適化
- ダッシュ時にスタミナを消費しなくなった(一部を除く)
- ふしぎなレンズの廃止
評価点
高解像度になったグラフィック

妖怪ウォッチ1はニンテンドースイッチ向け作品となったことで、グラフィックが高解像度化されました!
ただ解像度を上げただけでなく、ポリゴンの追加によって曲線が滑らかになってます。
3DS版の時点で綺麗なグラフィックでしたが、より見栄えが良くなりましたよ!

お店の看板も文字がくっきりと見えるようになったので、作り込まれたマップがより魅力的になりました!
アニメムービーやイラストもHD画質となったので凄く綺麗です♪
パートボイスの追加

本作は3以降のように、会話時にパートボイス(笑い声や驚いた声など)が追加されました。
主人公やウィスパーはもちろん、友達のクマやカンチ、モブキャラにも追加されてます。
妖怪も2以降のように戦闘中のボイスが増えました。
キャラがどんな声をしているのかがわかるようになりましたよ!
ダッシュ時にスタミナを消費しなくなった

ダッシュ時は鬼時間と鬼ごっこのミニゲーム以外ではスタミナを消費しなくなりました。
今まではスタミナを気にしながら走らなければならなかったので、ストレスが減ったのは嬉しかったです。
自転車がない時期やダンジョンでも快適に移動できますよ♪
当時の雰囲気はそのまま

レベルファイブのゲームはアニメ化されると続編でアニメ版の設定に合わせる傾向があります。
しかし本作はあくまでリマスター作品なので、各キャラクターの性格や設定は初代のままです。
例:
- ウィスパーが有能キャラ
- 最初の友達はジバニャンではなくセミまる
- ジバニャンの好物が魚、コマさんは牛乳
- 主人公が本当に普通の性格(アニメ版以降はやや癖のある性格)
アニメ版以降の設定よりも初代の設定のほうが好きだという方も安心ですよ!
不満点&気になったところ
1画面になったことでやり辛くなった部分がある

妖怪ウォッチ1は3DS時代では下画面のタッチパネルで行っていた操作がスティックとボタンでの操作に変更されました。
携帯モードでもタッチ操作には対応してません。
1画面のSwitch向けに最適化されているのですが、妖怪のサーチやバトル時の必殺技・おはらいで球を打つ・潰す操作がやり辛くなったのが惜しいと感じました。
仕方がないところではありますが、もう少しやりやすい操作にしてほしかったです。
パートボイスについて

初代のウィスパーはアニメ版や2以降とは性格が違います。
それゆえにオリジナル版発売前に公開されたアニメーションPVやゲーム内のムービーでは低くてダンディな声だったんです。
しかし、本作で追加されたウィスパーのパートボイスはアニメ版や2以降の高い声での演技なので違和感を覚えました。
(声優さんはどちらも同じです)
3や4のパートボイスを使いまわしているようですが、本作の設定に合わせて新録して頂きたかったです。

それ以上に残念だったのが、サブクエストで関わってくるクラスメート達にはボイスが追加されてないことです。
(選ばなかったほうの主人公とクマ、カンチはボイス有り)
店員や名無しのモブキャラにすらあるのに…。
クラスメートはどの子も個性的なキャラなのでボイスを追加して頂きたかったです。
2以降に追加された機能がない

音楽・ムービーの再生機能やお天気アプリ、どこからでもワープ可能な「ポケットうんがい鏡」など、2以降の作品で追加された便利機能は本作には存在しません。
クエストクリア時のアニメーションは豊富に存在しますし、イベントの3Dムービーも良い出来なのでムービー再生機能はほしかったです。
あくまでリマスターなので仕方がない部分ではありますが…。
まとめ

- 初代妖怪ウォッチを懐かしみたい
- 現代モノのRPGが好き
- 可愛いキャラが好き
- 子ども向けの作品が好きではない
- ストーリーを重視する
妖怪ウォッチ1は当時の雰囲気そのままに高解像度化されているので懐かしさを感じられました。
初代の時点でマップの作り込みが凄く、多くの種類の妖怪がいるのでやりこみも楽しいですよ!
アニメ版や2以降とはキャラの性格や設定などが異なるので、それらの作品から入った方には特にプレイしてみて頂きたいです♪
プレイ時間:12時間(本編ストーリークリアまで)
個人的評価:B
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