
こんにちは、雪月あきら(@snowmoon0328)です。
今回はアニメ化で大ブレイクし、社会現象にもなったあの
『妖怪ウォッチ』の感想を書いてみました。
子ども向けの作品ですが、マップの作り込みが凄くてなかなかやりこみ甲斐がある作品ですよ!
初代ゆえに粗い部分も多いのですが、それでもさくらニュータウンの探索にハマってしまいました。
可愛いキャラクターが好きな方には特にオススメです♪
- 妖怪と友達になることが目的のモンスター系RPG
- バトルはオートで行う
- 本作の舞台「さくらニュータウン」はかなりの作り込み
目次
作品情報
製品名:妖怪ウォッチ
対応機種:
- ニンテンドー3DS
- ニンテンドースイッチ(HDリマスター)
※赤字は筆者がプレイしたバージョン
ジャンル:RPG
発売・開発元:レベルファイブ
発売日:2013年7月11日
CERO:A
画像出典:公式サイト
ムービーページの動画から引用させて頂きました。
評価点
妖怪が可愛くて魅力的!

妖怪ウォッチの世界にはたくさんの種類の妖怪が潜んでいます。
一般的によく知られている妖怪を現代風にアレンジしているので、どの妖怪も個性的!
「ジバニャン」や「コマさん」が人気ですが、他にも可愛い妖怪がたくさん存在しますよ!
プリチー族はその名の通り可愛い妖怪が多いです。
「ふぶき姫」や「ノガッパ」も可愛らしくて人気がありますよ♪
発売当時はまだアニメ版が放送されてなかった為、アニメ版とは設定が異なる部分がいくつかあります。
初代妖怪ウォッチではジバニャンの好物は魚介類、コマさんの好物は牛乳でした。
執事妖怪であり主人公の相棒でもある「ウィスパー」は初代ではとても有能で、ムービーシーンの声もアニメよりダンディです!
アニメ版とはまた違った魅力があると感じました!
2以降はアニメ版の設定に合わせられましたけどね。
人間キャラも魅力的!

主人公の「ケータくん」と「フミちゃん」(名前変更可)はやや癖のあるアニメ版の性格と比べると本当に普通の性格です。
癖が無いので安心して物語を進められるでしょう!
本編ストーリーでは妖怪たちとの絆が描かれます。
困っている妖怪や人間を助けようとする主人公に好感が持てました!
クラスメート達は一人ひとりが固有のデザインで、どのキャラも個性的です。
彼らはサブクエストで関わってきますよ!
一人ひとり専用のグラフィックを作っているところにこだわりを感じました!
作り込まれた「さくらニュータウン」を探索!

妖怪ウォッチの舞台、「さくらニュータウン」はいくつかのエリアに分かれており、なかなかの広さです。
各エリアはとても細かく作り込まれているので探索を楽しめました♪
アパートの部屋に入れたり、様々な種類のお店が存在したりと力の入れようが凄い!
車や自販機の下、ゴミ捨て場、草むらなど、様々なところに妖怪が潜んでいますよ!
下水道や路地裏などはダンジョン扱いで、妖怪がうろついています。
初代はバージョンが分かれていないとはいえ探索する場所が多いので、全ての妖怪と友達になろうとしたらかなりのやりこみが必要です。
中には出現率が低い妖怪や特定の条件を満たさないと出現しない妖怪も存在するので、コンプリートを目指すのであればかなり長く遊べるでしょう!
アニメ調のグラフィック

3Dグラフィックは人間キャラも妖怪もイラストの雰囲気を忠実に再現していると感じました。
レベルファイブ作品のアニメ調グラフィックはクオリティが高いです!
アニメ初期のエンディングでもゲームの3Dモデルを高解像度化したものが使われていました。
必殺技もエフェクトが綺麗で迫力がありますよ!
家や学校の中ではしっかり靴を脱ぐところも描写が細かいと感じました!
主人公の部屋はいかにも小学生の部屋といった感じで作り込まれおり、生活感がしっかりと描写されてます。
耳に残りやすい音楽
妖怪ウォッチはレベルファイブ作品で効果音を制作されていた西郷憲一郎さんが初めて音楽を担当された作品です。
メインテーマ、街の曲、戦闘曲など、どれも耳に残りやすい曲ばかりですよ♪
特に通常戦闘の曲は一曲しかありませんが、何度聴いても飽きないほどお気に入り!
ゲームのBGMはアニメ版でもそのまま使用されています。
妖怪が自動で戦う独特な戦闘システム

戦闘はリアルタイムで行われ、友達妖怪が自動で戦ってくれる独特なシステムです。
妖怪は性格によって攻撃重視になったり、サポート重視になったりと戦い方が変わります。
本を読ませることで性格を変えることができるので、戦い方をある程度自分好みに調節できますよ!

一体を集中攻撃するときや、必殺技を使うときはタッチペンで指示を出します。
おはらいをしたり、必殺技を使用するときは下画面で簡単なミニゲームを行います。
タッチペンをしっかり活かしているところが良いと感じました!
妖怪ウォッチの戦闘は基本的に自動なので好みが分かれるシステムですが、早送りすることもできるので非常にスピーディーな戦闘システムだと感じました。
ボス戦では部位攻撃の要素があり、弱点を攻撃し続ければひるませることができるので通常戦闘よりも戦略的に戦えますよ!
すれちがい通信で妖怪集め&レベル上げ
「さすらい荘」という場所ですれちがった人のパーティとバトルすることができます。
Sランク妖怪やレア妖怪以外なら友達になれる可能性があるのでお世話になりました。
ウォッチランクがSになると強いパーティとすれちがうこともあるのでレベル上げに役立つこともありますよ!
すれちがい用のパーティを編成するのならツチノコやフクリュウのような取得経験値の高い妖怪を入れると親切です。
現在ではあまりすれ違うことはないかもしれませんが…。
豊富なやりこみ要素

初代妖怪ウォッチは本編ストーリーは短めですが、ミニゲームやサブクエストが豊富に存在するのでので長く楽しむことができますよ!
魚釣りや虫捕りもでき、捕まえた魚や昆虫は貴重なアイテムと交換することができます。
街を歩いているとたまに発生する鬼時間に出てくる鬼は非常に強いので、倒すためには強力なパーティで挑む必要があります。
鬼を倒すことができれば鬼時間となったフィールドを安全に歩けるので、貴重なアイテムを手に入れるチャンス!
本編ストーリーの戦闘難易度は低いですが、最強の黒鬼を倒すためにはかなりやりこむ必要がありますよ!
不満点&気になったところ
本編ストーリーが短い

初代妖怪ウォッチは本編ストーリーだけなら短いのでエンディングまで大して時間はかかりません。
ストーリー自体もあまり印象に残るようなシーンはありませんでした。
エンディングは好きですけどね!
ジバニャンの過去も2をプレイしなければ明かされません。
サブクエストをやりながら本編を進めた方が良いでしょう!
色違い妖怪が非常に多い
ほとんどの妖怪には別キャラ扱いの色違い妖怪が存在します。
妖怪ガシャで稀に手に入るSランクのレア妖怪は全て別の妖怪の色違いなので手抜きに感じてしまいました。
特にジバニャンにそっくりな猫系妖怪が非常に多いです。
ジバニャンのデザインはとても可愛いですが、流石に多すぎ!
妖怪が友達になりにくい

妖怪はランクが高いほど友達になりにくいので、コンプリートが非常に難しいです。
レア妖怪の「ロボニャン」は出現率も友達になってくれる確率もとても低いので、友達になるのは非常に苦労しました(汗)
その分ロボニャンと友達になれた時はとても嬉しかったですけどね!
本編の難易度は低め

本編のボス戦では意識してレベル上げをしなくても苦戦することはほとんどありませんでした。
(1体だけかなり苦戦したボスがいましたが)
隠しダンジョンのボスや鬼時間に出現する鬼はなかなかの強さなので、本編クリア後が本番なのでしょう。
しかし子ども向け作品とはいえ、もう少し難易度が高くても良いのではないかと感じました。
まとめ

- ポケモンのようなモンスター収集系のゲームが好き
- 現代モノのRPGが好き
- 可愛いキャラが好き
- 子ども向けの作品が好きではない
- ストーリーを重視する
初代ゆえの粗さはありますが、友達妖怪を探すのはかなりハマりました!
子ども向けだからと侮ってはならない良作です!
アニメが面白くてもゲームがイマイチだったら大ヒットはしなかったでしょう。
妖怪のかわいさに惹かれた方ならプレイして損はありません!
アニメから入った方はキャラの性格や扱いが違うことに驚くでしょう。
現在ならSwitchでリマスター版である『妖怪ウォッチ1 for Nintendo Switch』が発売されてます。
HD画質になっただけでなく1画面で遊べるように調整されてますが、初代の雰囲気はそのままです。
アニメ版とは違った妖怪ウォッチの原点を知りたい方にオススメします!
プレイ時間:65時間
個人的評価:B
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