ゼノサーガ エピソードIII【サントラレビュー】世界観にマッチした重厚なオーケストラと合唱曲!




今回は、「ゼノサーガ エピソード III ツァラトゥストラはかく語りき」のサントラレビュー記事です。

エピソード3では、全ての楽曲を梶浦由記さんが手がけています。

高橋哲哉さんのディレクションによって、世界観にマッチした音楽となりました!

そんなゼノサーガ3サントラの感想を書いていきますよ!

製品情報

製品名:「ゼノサーガ III【ツァラトゥストラはかく語りき】」ORIGINAL SOUND BEST TRACKS

作曲者:梶浦由記

発売日:2006年7月12日

レーベル:ビクターエンタテインメント

ディスク枚数:2

曲数:40

重厚なオーケストラ調BGM

ゼノサーガ2の音楽はクオリティは高いものの、1の音楽と比べると重厚さが足りないという意見を当時はよく見かけました。

しかし、ゼノサーガ3の音楽は大編成のストリングスだけでなく、ホルン、トロンボーン、トランペットといった金管楽器が加わったことで、スペースオペラに相応しい重厚なオーケストラ曲になりました!

「the battle of your soul」や「battleland」など、ボス戦では迫力あるオーケストラ曲でバトルを楽しめますよ!

 

更にゼノシリーズらしい合唱曲も増えました!

東京混声合唱団によるコーラスで、どの曲も神々しさがあります。

「testament」や「promised pain」のように戦闘曲として使用された曲もありますよ!

 

ゼノサーガ3は激しい音楽だけでなく、癒やされる曲も多く存在します。

KOS-MOSのテーマ曲である「hepatica」は伊東えりさんによる優しい歌声でとても癒やされました♪

「Febronia#2」や「when the grief lets you go」のようにキャラとの別れのシーンで使用された曲も涙腺を刺激してくれる名曲です!

ダンジョン曲の「in a limestone cave」や「forgotten sanctuary」も静かな曲調で神秘的な雰囲気を感じられました。

高橋哲哉さんによる徹底的なディレクション

シナリオ原案の高橋哲哉さんがゼノサーガ3ではミュージックコーディネイトを担当しています。

ブックレットによると、曲の発注やゲームでの使い方など、音楽に関するディレクションは全て高橋さんが担当されたようです。

 

高橋さんはゼノブレイドでも音楽のディレクションが厳しかったと聞きました。

3の音楽は2と同じく梶浦さんが担当してますが、雰囲気が1の曲に近くなったことを考えると相当厳しいチェックが入ったのではないかと思います。

その分世界観にマッチした重厚なオーケストラ曲や神聖なコーラス曲が増えたので、エピソード1から追いかけてきたファンの方も納得でしょう!

 

また、梶浦さんの作風も本作以降から変わった印象を受けました。

アニメ作品でも大編成のストリングスや金管楽器を使用することが増え、ゼノサーガ3以前の作品よりも重厚なBGMを作曲されることが多くなりました。

「真救世主伝説 北斗の拳」や「Fate/ZERO」のサントラはゼノサーガ3の音楽が気に入った方なら絶対好きになれますよ♪



未収録曲の多さが残念

音楽のクオリティは素晴らしいのですが、ゼノサーガ3のサントラは未収録曲が非常に多いです(泣)

ブックレットによると、本来は100曲近くの曲があり、CD6枚分ほどのボリュームがあるようです。

つまり未収録曲は約60曲。

サントラ未収録曲の方が多いんです。

 

しかし、CD6枚組となるとどうしても高額なサントラになってしまいます。

音楽プロデューサーの野崎圭一さんは、より多くの方に購入してもらいたいと思って2枚組にしたとコメントされてました。

 

確かに2で批判を受けたこともあり、当時はゼノサーガシリーズのブランド力が落ちていたため、6枚組で販売していたらあまり利益を出せなかったかもしれません。

せめて4枚組にできれば未収録曲を減らせたのではないかと思ってます。

 

個人的に特に収録して頂きたかった曲

  • S-Division突入シーンの曲
  • 中ボス戦(最初のボス戦などで流れる曲)
  • 「survive」の別バージョン(デュランダル占拠時に流れる重厚なアレンジ)
  • ダンジョンから脱出する時などに流れる曲
  • 前作「assault」のアレンジ曲
  • 〇〇〇がグノーシスを召喚した時に流れた壮大なコーラス曲
  • アベルの方舟のBGM
  • ディミトリ・ユーリエフ1戦目で流れるコーラス曲
  • 前作「fatal fight (Jin & Margulis)」のアレンジ曲

 

本サントラは梶浦さんにとって思い入れのある曲を優先して収録しているそうです。

厳選した分、ゼノサーガ3の楽曲の中でもクオリティが高い曲ばかりなのが救いです。

それでも上記の曲は収録して頂きたかったですけどね…。

好きな曲ベスト5!

5位:we’ve got to believe in something

とても残酷なシーンで使用されたBGMです。

東京混声合唱団によるコーラス曲で、絶望的な状況で神に祈るような神々しさを感じました!

FLASHアニメで使用されたアップテンポなアレンジ版も印象に残っています。

4位:Febronia #2

フェブロニアとの別れのシーンで使用されたBGMです。

優しい演奏のヴァイオリンとピアノが彼女の優しさを表現していると感じました。

バージルのフェブロニアに対する想いも感じられる名曲です♪

3位:testament

曲名の通り、テスタメントのテーマです。

彼らとのバトルでも使用されています。

 

東京混声合唱団による神聖な雰囲気のコーラス曲で、テスタメントの神秘的な部分を表現しています。

戦闘曲としてはとても落ち着いた感じのBGMですが、彼らとの戦いにこれ以上マッチした曲は無いでしょう!

2位:hepatica(KOS-MOS)

ゼノサーガ3におけるKOS-MOSのテーマ曲です。

伊東えりさんの優しい歌声に癒やされる名曲です♪

エンディングムービーでもアレンジ曲が流れますよ!

 

ゲームではムービーで何度かピアノアレンジ版が使用されますが、原曲が流れるのは終盤のT-elos戦です。

ゲームをプレイせずにこの曲を聴いたら、戦闘曲だとはまず思わないでしょう!

しかし、KOS-MOSとT-elosの戦いの決着にこれほど相応しい曲はありません!

1位:godsibb

ディミトリ・ユーリエフのテーマ曲です。

彼とのバトル(2戦目)でも使用されてます。

 

伊東えりさんによる神秘的な歌声とバンド演奏が特徴のBGMです。

梶浦節全開の曲で、ゼノサーガシリーズのBGMの中でも特にお気に入り♪

ディミトリがゾハルエミュレーターを起動するシーンでは、端末を操作する場面とイントロのピアノがとてもマッチしていると感じました!

バトル曲として流れる時も、ディミトリの強大さを感じられたのでとても熱くなれましたよ!

まとめ

ゼノサーガ2と比べると重厚なオーケストラ曲が増えました。

東京混声合唱団によるコーラス曲も増え、ゼノシリーズらしい梶浦サウンドが堪能できますよ♪

 

それだけに未収録曲の多さが残念なポイント。

完全版サントラは今となっては絶望的だとは思いますが、ビクターエンタテインメントから梶浦さんの未収録曲集が発売されれば、ゼノサーガ3の曲も収録されるかもしれませんね!

 

FLASHアニメ「ゼノサーガ エピソードII to III a missing year」のエンディングテーマ
「my long forgotten cloistered sleep」は、梶浦さんの個人アルバム「FICTION II」に収録されてます。

ゼノサーガ3のエンディングテーマ
「maybe tomorrow」のアレンジ版も収録されてますよ!

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雪月あきら

ゲームブログ「ゲーム戦士の足跡」管理人。 仕事中もゲームとブログのことばかり考えているヌルゲーマー。 好きなゲームのジャンルはRPG、アクション、アドベンチャー。 萌え系の作品も硬派な作品も子ども向けの作品も好きです! ゲーム以外の趣味はアニメ観賞と読書。たまに絵も描きます!