ゼノブレイドクロス【レビュー】広大な惑星ミラをドールで駆け巡ろう!やりこみ要素が豊富なSF RPG!

ゼノブレイドクロス タイトル画面

モノリスソフトが制作したシームレスオープンワールドRPG、「ゼノブレイドクロス」の感想記事です!

「惑星ミラ」という星で人類が生きていく為に、広大な世界を探索するのが本作の目的です。

プレイすれば、そのマップの広大さと作り込みに感動することでしょう!

 

初代「ゼノブレイド」と繋がりは無いようですが、初代ファンならニヤリとできる要素もありますよ!

システムもゼノブレイドをベースに進化しています。

作品情報

製品名:ゼノブレイドクロス

対応機種:WiiU

ジャンル:RPG

発売元:任天堂

開発元:モノリスソフト

発売日:2015年4月29日

CERO:C

評価点

広大なオープンワールド

原初の荒野

前作以上に広大なマップがシームレスで繋がっています!

広さも作り込みも日本のオープンワールドゲームの中ではトップクラスです!

グラフィックは前作に比べて大幅にパワーアップしており、フィールドの美麗さに磨きがかかっています!

 

夜光の森
「夜光の森」や「白樹の大陸」は幻想的で特にお気に入りのマップです!

広大な「原初の荒野」や荒廃した「忘却の渓谷」、異星人たちの基地がある「黒鋼の大陸」も相当な作り込みですよ!

 

白樹の大陸

これだけ広大なオープンワールドゲームなのにも関わらず、バグがほとんど無いのも素晴らしいですね!

WiiUでこれだけの広大で複雑なシームレスマップを作って、空まで飛べるようにしたモノリスソフトの技術力の高さには驚かされました!

 

ロード時間も和製RPGトップクラスの広大なオープンワールドであることを考えれば、かなり速いです!

生身でもかなり速く走れますし、スキップトラベル(訪れたことのある場所にワープ)できるポイントも多いので快適に移動できますよ♪

ドールを手に入れれば更に快適になります!

起動兵器「ドール」

ドール入手シーン

個人的にゼノブレイドクロスで一番の評価点です!

「ドール」と呼ばれる起動兵器に乗り、広大なフィールドを駆け回ることができます!

車両形態になれば移動スピードが上がり、弱い敵なら弾き飛ばすことができます。

 

ドール飛行形態
後半のイベントでフライトパックを入手すれば空を飛ぶこともできます!

空を飛べば今まで行けなかった場所も探索できるようになりますよ!

この広大なフィールドを巨大ロボットに乗って空を飛びながら探索できるなんて聞いたらワクワクしちゃいますよね!

 

ドール戦闘シーン

ドールは戦闘でも活躍してくれます。

なかなか倒せなかった強敵もドールを使えば倒せることが多いのでレベル上げにも役立ちます!

 

ドール「Wels」

ドールは名前を付けたり、カラーリングを細かく変更することができます。

自分好みのドールを作れば愛着も湧きますね!

多種多様な種族

ゼノブレイドクロスには人間だけでなく、様々な種族のキャラクターが登場します。

タツ

前作にも登場したノポン人

 

ゲーティア様

イカのような見た目の宇宙人「ゲーティア」

 

マ・ノン人

独特な喋り方が特徴のマ・ノン人

 

ガ・デルグ殿下

誇り高きラース人「ガ・デルグ」

 

この他にもたくさんの種族が存在します。
サブクエストで登場する種族もいるので探してみましょう!

慣れると爽快な戦闘システム

戦闘シーン

戦闘システムは前作に近いですが、ゼノブレイドクロスでは上手くアーツを組み合わせることで大ダメージを与えたり、TPを上昇させることができます!

アーツの効果をしっかり把握しておけば戦闘が有利になりますよ!

アーツは強化することでリキャスト(再使用)時間が短縮されたり、威力や効果が強化されたりします。

TPは強力なテンションアーツや仲間の復活、オーバークロックギア(後述)を使用するために必要なポイントです。

 

ソウルボイス

戦闘中、仲間は指示を出してくることがあります。

指示されたアーツを使用するとHPが回復し、設定されたソウルボイスによって特殊な効果が発生します。

 

オーバークロックギア

メインストーリーを進めると、「オーバークロックギア」を使用できるようになります。

TPを3000消費して発動でき、一定時間アーツのリキャスト(再使用)タイムが短縮され、与えるダメージも大幅に上昇します。

更に、アーツを使う順番によって様々なボーナスを得ることができます。

オーバークロックギアを上手く使えばボスクラスの敵も瞬殺することができますよ!

 

戦闘システムは複雑なので慣れるまでに時間が掛かるかもしれませんが、理解できれば爽快感があってとても楽しいシステムです!

アバターメイク

アバターメイク

主人公はアバター式になり、自分で顔のパーツや髪形、声を選んで自分好みの主人公を作れます。

声は男女合わせて20種類あり、参加している声優さんは有名な方ばかり!

アバターは特定の条件を満たせば作り直すこともできますよ♪

 

装備変更

もちろん前作同様に装備で服装も細かく変更できます。

このシステムだと装備品の性能が良くても見た目が気に入らないということがあるかもしれません。

しかし、本編をクリアすれば、見た目だけ変更する「ファッション装備」が解禁されるため、好きな見た目で冒険することができます!

 

リンとダグ

頭装備は最初から非表示にすることができるので、イベントシーンでキャラの顔が隠れてしまうのを防ぐことができます!

僕は頭装備ONでインカム等を装備させることが多かったです。

澤野弘之さんの壮大な音楽

白鯨

アニメ「ガンダムUC」や「進撃の巨人」、ドラマ「医龍」などで有名な澤野弘之さんが音楽を担当されております。

澤野さんらしいヴォーカル曲や壮大なオーケストラ曲は非常にクオリティが高いです!

フィールドのBGMはどの曲も世界観にマッチしています!

個人的には「白樹の大陸」のBGMが神秘的かつ壮大な曲調なので特にお気に入りです!

 

アルマンダルとの戦い

戦闘曲はグロウスのボス戦で流れる「NO.EX01」やオーバークロックギア使用時の「Wir fliegen」、オーバード戦の「Uncontrollable」が好きです!

どの曲もカッコいいヴォーカル曲ですよ!

 

PVで何度も使用された「The key we’ve lost」という曲は本編では意外なシーンで使用されます。

この曲はPVでの使い方から前作の「敵との対峙」ポジションの曲だと思っていたのですが、まさかあの場面で使用されるとは…。

膨大なサブクエスト&やりこみ要素

浄水場イベント

ゼノブレイドクロスはサブクエストが非常に多いです!

ノーマルクエストはボイスがありませんが、中には先の展開が気になるクエストもありますよ!

浄水場関連のクエストは特に印象に残ってます。

選択肢によっては後味の悪い終わり方にもなりますが…。

 

キズナクエスト

キズナクエストはボイス付きのイベントで、基本的に本編を進める条件のクエスト以外はキャラの好感度を上げることで受けることができます。

本作は仲間キャラが非常に多いので、全部のキズナクエストを受けるのはなかなか大変です!

しかし、キャラの掘り下げが丁寧に行われているので、そのキャラについて深く知ることができますよ!

 

シンプルクエストは原生生物の討伐や、アイテムの収集などの単純なものです。

ボスクラスの敵、オーバードの討伐依頼もあります。

敵を倒すとアイテムや装備品を落とすことがあるので、積極的にこれらのクエストも受けるようにしましょう!

 

オーバード

ゼノブレイドクロスには、前作同様ラスボスより強い敵が何体も存在します。

デバイスを開発して装備を強化したり、強力なドールを手に入れてから挑みましょう!

アーツやスキルの強化も忘れてはいけませんよ!

 

敵が落とした素材を使って装備品や、特殊効果を付けるためのデバイスを開発することができます。

最強の装備を作ろうとしたら、100時間あっても足りないでしょう!



不満点&気になったところ

複雑で取っ付きにくいシステム

クラスチェンジ

システムは全体的に複雑で理解するのに時間がかかります。

戦闘(特にオーバークロックギア)、フロンティアネット辺りは戸惑った方が多いと思います。

複雑なシステムなのにイマイチ説明不足なので取っ付きにくいです。

丁寧なチュートリアルを作って頂きたかったですね。

複雑な分、理解できれば楽しいですよ!

使いづらいユーザーインターフェイス

ショップ画面

ステータス画面はゴチャゴチャして分かりづらいです。

文字がとても小さいので画面に近付かないとよく見えませんでした(泣)

特にドールの装備は英語表記なのでパッと見て分かりづらいです。

 

HB

パーティ編成は前作のようにメニュー画面で行うのではなく、いちいち誘いに行かなければならないので面倒でした。

メニュー画面で呼び出せれば良かったと思います。

薄味のシナリオと無理がある設定

エルマ

今までのゼノシリーズと比べると本編のシナリオが薄いです。

主人公をアバターにしたのは良いのですが、本編ではオマケみたいな扱いだと感じました。

本編ではほとんどエルマさんが主人公です。

 

本編のシナリオではエルマさんとリンちゃんは必ずパーティに入れなければならないので編成の自由度が低いです。

キャラごとに所属チームが違うので仕方が無い部分ではあります。

しかし、必須でないキャラはイベントシーンでは一言も喋らないので空気になってしまう点は残念です。

 

サブクエストでは主人公がメインになることが多く、パーティ編成も本編よりは自由にできるので、プレイヤー的にはサブクエストが本編かもしれませんね。

 

タツをかばう主人公

ネタバレになるので詳しくは言えませんが、中盤で衝撃の事実が明かされます。

しかし、冷静に考えるとやや無理がある設定に感じました。

その設定を考えると不自然に感じるシーンがいくつかあります。

 

なぜ会話が成立するのか

本編をクリアしても明かされない謎が数多く存在します。

惑星ミラ自体謎だらけの星です。

考察するのは楽しいですが、続編を出していくつかの謎を明かして頂きたいですね!

探索を強制される

忘却の渓谷

第4章からは本編を進めるためには条件が付きます。

マップの調査率を上げたり、特定のキズナクエストをクリアするという条件がほとんどです。

キズナクエストではノーヒントでアイテム探しをさせられるパターンが多いです。

気合を入れて作ったマップを見て欲しいというスタッフの方々の気持ちは分かりますが、探索を強制するのはどうかと思います。

(探索楽しいですけどね!)

 

特に、ドールを取得するためには8つものサブクエストをクリアしなければなりません。

特定のアイテムを取得するクエストは場所のヒントが少なく、アイテムがなかなか見つからなかったので初プレイ時は非常に時間がかかりました。

 

フロンティアネットスポット

フロンティアネットスポットにデータプローブを設置したり、特定のオブジェクトを調べる時は、そのオブジェクトに対応するフィールドスキルが必要になります。

スキルのレベルが足りないとオブジェクトを調べられないです。

せっかく探索してフロンティアネットスポットやオブジェクトを見つけたのに調べられなかったときはガッカリします。

はっきり言ってフィールドスキルの概念はいらなかったです。

 

データプローブを設置できないと本編の進行条件の各大陸の調査率を上げることが難しくなるので、フィールドスキルは「メカニカル」を最優先で上げることをオススメします!

音楽の使い方がおかしい

ゼノブレイドクロスの音楽は個人的に単体で聴く分には前作よりも好きな曲が多いです!

しかし、音楽の使い方がイマイチだと感じたシーンが多かったです。

 

ウォルター教官

選択肢が出るときにいちいち音楽が止まります。

音楽を映像に合わせるためだとは思いますが、そういうシーンでは選択肢を出さないようにして欲しかったです。

 

イリーナのキズナクエスト

他にも大して重要ではないシーンで挿入歌が流れたり、ラスボス戦でもオーバークロック時は曲が切り替わったりと使い方がおかしいシーンがいくつもありました。

(前作ではラスボス戦で未来視が発動してもBGMは変わりませんでした)

NLAのBGMも街の曲としては激しい曲なので、上層(ブレイドエリア)でのみ流れるようにして、下層(住宅・商業エリア等)では「By My Side」のインスト版を流せばよかったと思います。

 

ゼノクロの音楽の評価はかなり賛否が分かれていますが、使い方さえ良ければもっと高い評価を得られたはずです!

2周目が無い

前作ではクリア時のデータを引き継いで2周目をプレイできましたが、本作ではできません。

サブクエストは選択肢によって展開が変わったりするので2周目をプレイできるようにして欲しかったです。

本編クリア後にファッション装備が解禁されるので、2周目で好きな装備に変えてイベントシーンを見たかったです。

まとめ

ニューロサンゼルス(NLA)

ゼノブレイドクロスは良いところも悪いところもたくさんある作品なので非常に好みが分かれます!

特に寄り道をせずに本編だけを進めるストーリー重視の方にはオススメできません。

 

しかし、寄り道が好きで自由度とボリュームを求める方、世界観を重視する方、ロボット好きの方には是非プレイして頂きたい作品です!

惑星ミラがあなたを待ってますよ!!

 

プレイ時間:120時間

個人的評価:A

 

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ABOUTこの記事をかいた人

雪月あきら

ゲームブログ「ゲーム戦士の足跡」管理人。 仕事中もゲームとブログのことばかり考えているヌルゲーマー。 好きなゲームのジャンルはRPG、アクション、アドベンチャー。 萌え系の作品も硬派な作品も子ども向けの作品も好きです! ゲーム以外の趣味はアニメ観賞と読書。たまに絵も描きます!