今回はニンテンドースイッチの超大作RPG
「ゼノブレイド2」のサウンドトラックの感想を書いていきます!
ゼノブレイド2の音楽は数あるゲームの中でも特にハイクオリティだと感じました!
個人的には高評価を得ていた初代のサントラ以上にお気に入りです♪
熱い曲から泣ける曲、世界の広大さを表現したフィールド曲、神聖な合唱曲など、バラエティ豊かな音楽が冒険を盛り上げてくれますよ!
僕は「豪華CD音楽コンプリート盤」を購入しました。
現在は生産終了してしまいましたが、本編で使用されたジングルやピアノアレンジ曲、124ページもあるブックレットなどが収録された豪華版です!
ブックレットの内容も紹介したかったのですが、サントラを実家に置いてきてしまいましたorz
(曲はパソコンや音楽プレーヤーに入れて聴いてます。)
今度持ち帰ったら追記します。
製品情報
製品名:ゼノブレイド2 オリジナル・サウンドトラック
作曲者:光田康典、ACE(工藤ともり&CHiCO)、平松建治、清田愛未、Mariam Abounnasr(編曲)、Ivan Linn(コンプリート盤収録のピアノアレンジ曲の編曲・演奏を担当)
発売日:2018年5月23日
レーベル:SLEIGH BELLS
ディスク枚数:5(コンプリート盤は6枚)
曲数:105(コンプリート盤は126曲)
ゲーム音楽史上最高レベルの豪華さ!
ゼノブレイド2の音楽は初代「ゼノブレイド」の作曲陣が担当されました。
(下村陽子さんは不参加です。)
初代の時点で非常に高いクオリティでゲーム音楽ファンから高い評価を得ていましたが、個人的に2の音楽は初代を超えるレベルだと感じました!
僕が今まで聴いたゲーム音楽の中でもトップクラスです!!
参加しているミュージシャンやヴォーカルもとても豪華ですよ♪
オーケストラ曲は神奈川フィルハーモニー管弦楽団による演奏で、壮大な物語にふさわしい重厚なBGMです!
光田康典さんは重要度の高いイベント曲を中心に担当されました。
メインテーマ曲「Elysium, in the Blue Sky」とそのアレンジ曲、合唱曲、ラストダンジョン、重要なボス戦BGM、エンディングテーマなどです。
合唱曲はBratislava Symphony ChoirやアイルランドのコーラスグループANÚNA(アヌーナ)による合唱で、ゼノシリーズらしい神聖な雰囲気を味わえました♪
ゼノギアスやゼノサーガEP1の曲が好きな方ならきっと気に入りますよ!
ACEの2人は実に様々な曲を作曲されました。
開放感溢れるフィールドBGMや熱い戦闘BGMなど、耳に残る曲が多かったです♪
「アヴァリティア商会」や「トリゴの街」のように人々の活気を感じる街の曲も魅力的です!
挿入歌「Drifting Soul」も3話のあのシーンの記憶が蘇ります。
平松建治さんは戦闘曲を多く担当されました。
彼が作曲した曲はどれも人気ですね!
最初の通常戦闘曲「戦闘!!」の時点でカッコいい!!
「Counterattack」や「さらに名を冠する者たち」のように前作のBGMを思い出す曲もありますよ♪
インヴィディアやスペルビアなど、フィールド曲のクオリティも非常に高いです!
清田愛未さんは各フィールドの一部エリアやストーリーで重要なダンジョンのBGMを担当されました。
初代と比べると担当された曲は少ないですが、初代と同様に穏やかな曲調と神秘的なコーラスでプレイヤーを癒やしてくれますよ♪
ミニゲーム「Tiger! Tiger!」の曲も担当されてます。
好きな曲ベスト10!
10位
古代船
作曲:清田愛未
最初のダンジョン「古代船」のBGMです。
神秘的なコーラスから始まり、どこか寂しさを感じさせるピアノがメインの曲となります。
ダンジョンの曲でありながらとても癒やされますよ♪
その寂しげな曲調は、船の中に封印されているホムラの孤独を表現しているのだと感じました。
9位
シンの力
作曲:光田康典
シンとの戦いで流れるBGMです。
氷をイメージさせるピアノと冷気をイメージさせる小刻みなストリングスの演奏は、2つの意味でクールなシンにピッタリだと感じました!
後半の重々しいコーラスも、彼の信念と決意の重さを感じさせてくれます!
光田さんによると、ACEや平松さんが激しい戦闘曲ばかり作っていたので静かな戦闘曲を作ったとブックレットで語られていました。
シンにはあまり激しい曲は合わなそうですよね。
8位
スペルビア帝国 ~赤土を駆け抜けて~
作曲:平松建治
カニ狩りのテーマ。
スペルビア帝国の昼の時間帯のBGMです。
力強いバンド演奏とオーケストラでとてもインパクトのある曲ですよ!
後半のピアノ部分もオシャレです♪
荒れ果てたスペルビアの大地で懸命に生きる人々の力強さを感じさせてくれる名曲です!
7位
Drifting Soul
作曲:ACE(工藤ともり&CHiCO) ヴォーカル:Jen Bird
3話終盤のイベントなどで流れる挿入歌です。
Jen Birdさんの歌声がとても美しい名曲です♪
穏やかな曲調なので3話終盤のバトルシーンで流れた時は戸惑いましたが、あの展開にとてもマッチしていると感じました!
実はこの曲、最初聴いた時は光田さん作曲だと思ってました(汗)
英語歌詞の曲は光田さんというイメージがあったので。
ACEの作曲の幅の広さに改めて驚かされました!
6位
在りし日のふたり
作曲:光田康典
メインテーマ曲「Elysium, in the Blue Sky」のピアノアレンジバージョンです。
(というかこっちが原曲?)
タイトル画面や様々なイベントシーンで使用されています。
どことなくジブリっぽさがある曲調で、独特で幻想的なゼノブレイド2の世界観にふさわしいメインテーマ曲だと感じました!
この曲のフレーズは様々な曲に使われているので、特に耳に残るでしょう!
5位
インヴィディア烈王国
作曲:平松建治
インヴィディア烈王国の昼の時間帯のBGMです。
桜を思わせるような幻想的な風景と壮大なオーケストラ調のこの曲が絶妙にマッチしていてとても癒やされました♪
ゼノブレイド2の中でも特にお気に入りのマップです!
4位
それでも、前へ進め!
作曲:平松建治
7話後半で訪れるマップから使用される通常戦闘曲です。
初代の「機の律動」に近い激しいロック調の曲で、ストーリー後半の激しいバトルを盛り上げてくれますよ!
サビのメロディの盛り上がりが凄い!
一部「Counterattack」のフレーズが含まれているところも熱いです!
個人的にこちらも数あるRPGの通常戦闘曲の中でも上位に入る神曲です!!
ベスト5に入るかも!?
3位
Incoming!
作曲:ACE(工藤ともり&CHiCO)
最初のメツ戦やメレフ戦など、重要なボス戦で使用されるBGMです。
エレキギターによる激しいイントロで最初からテンションMAXにさせてくれますよ!
後半の静かなパートで一旦クールダウンさせてから更に激しく盛り上げる構成が実に見事!
ゼノブレイド2の戦闘曲の中では特にお気に入りです!
2位
Counterattack
作曲:平松建治
ムービーの戦闘シーンで使用されるBGMです。
1話ラストのムービーでは、ホムラとメツの激しいバトルシーンとこの曲が完璧にマッチしており、ゼノブレイド2のストーリーに一気に引き込まれてしまいました!
このムービーはシアターモードで何回も見ましたよ!
使い方も相まって、初代の「敵との対峙」を思い出しました!
ピアノ曲「寂寞」やラスボス戦「絶望と希望…そして」にもこの曲のフレーズの一部が使用されています。
ゼノブレイド2の裏テーマ曲と言っても良いかもしれませんね!
1位
Ever Come to an End
作曲:光田康典 合唱:ANÚNA
1位はルクスリア王国、王都テオスアウレの昼の時間帯のBGMです。
個人的に全てのゲームの街BGMの中で1番の曲です!
ANÚNAによる合唱が王都の歴史を感じさせてくれました。
とても癒やされる優しい合唱曲なので、疲れた時によく聴いてます♪
街の曲が合唱曲というのはなかなか無いですよね!
ベスト10には入れませんでしたが、夜バージョンの「Shadow of the Lowlands」も名曲ですよ!
PVまで作られるとは!
男性ヴォーカルとバックの静かなコーラスが雪国の街での夜の静けさを表現していると感じました。
まとめ
ゼノブレイド2の音楽はゲーム音楽史上最高レベルと言っていいでしょう!
名曲が多すぎてベスト10を選ぶのに苦労しました(笑)
もちろん今回ベスト10に入れなかった曲の中にも名曲はたくさんありますよ!
壮大なオーケストラ曲、ロック調の戦闘曲、神聖なコーラス曲が好きな方には特にオススメのサントラです!
ゲーム音楽ファンの方は要チェックですよ!!
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