SAO ホロウ・リアリゼーション(Switch)【レビュー】キャラゲーとしては大作RPG並の作り込み!ロードさえ短ければ…。

SAOホロウ・リアリゼーション タイトル画面

こんにちは、雪月あきら(@snowmoon0328)です。

今回は『ソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション-』(SAOHR)をレビューします。

本作は大人気ライトノベルが原作の疑似MMOアクションRPGです。

いわゆるキャラゲーなのですが、本作はキャラゲーとしては大作RPGにも負けないくらい作り込まれていると感じました!

一方で粗いと感じた部分もいくつか存在します。

そんなSAOHRの特徴をお伝えしますよ!

 

僕はSwitch版を購入し、本編ストーリーのみクリアしました。

Switch版は最初からDLCも収録されてますが、DLCの部分は未プレイです。

 

どんなゲーム?
  • ファンタジー世界を冒険できる疑似MMOアクションRPG
  • 原作キャラだけでなく様々なキャラと仲良くなれる好感度システム
  • NPCにとってのデスゲーム

作品情報

製品名:ソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション-

対応機種:

  • プレイステーション4
  • プレイステーション・ヴィータ
  • ニンテンドースイッチ

 

ジャンル:アクションRPG

発売元:バンダイナムコゲームス

開発元:アクリア

発売日:

  • PS4・PSVita版:2016年10月27日
  • Switch版:2019年4月25日

 

CERO:B

評価点

疑似MMORPGとしての雰囲気作りが凄い!

フィールド

まずはこの画像をご覧ください。

本作の内容を知らないゲーマーがこの画像を見たら、ほとんどの人はMMORPG(大規模多人数同時参加型オンラインRPG)だと思うでしょう!

というかFF14とUIそっくり過ぎない?

しかしSAOHRは疑似MMOアクションRPGです。

マルチプレイもありますが、1人でも楽しめますよ!

 

フィールドを歩いていると別のプレイヤー(という設定のCPUキャラ)のパーティを見かけることもあります。

本作はシームレスのアクションバトルを採用しているので、別のパーティが戦っているところに助太刀することもできますよ!

ボス戦でも別のパーティとのレイドバトルが可能!

自分のパーティだけで勝てない場合は大人数で挑めば有利に戦えるでしょう。

 

転移門広場

もちろん街にもたくさんのプレイヤーやNPCが存在します。

これらのモブキャラ一人ひとりにもステータスがしっかりと設定されており、話しかけたりして好感度を上げればモブキャラをパーティに誘うことも可能!

原作キャラ以外とも冒険できるなんて凄すぎる!!

アクション性の高いバトル

バトル スキルアライド

SAOHRのバトルはアクションです。

キャラはかなりスピーディーに動いてくれるので爽快ですよ!

バトル中は仲間に指示を出して回復してもらったり、敵の強力な攻撃を避けてもらうことが可能です。

仲間からもソードスキルを使ってほしいと頼まれることがあります。

こういった要素もMMORPGらしさを演出しているので楽しめました!

 

スキルツリー

原作と同様に様々なソードスキルを習得できるので、原作ファンには嬉しいところでしょう!

バフ(補助効果)スキルもたくさんの種類が存在します。

技の種類はとても多いですが、スキルパレットに登録しておけば一度の戦闘でたくさんの技を使用できますよ!

 

本作はキリトが原作で使用していた片手剣だけでなく、あらゆる武器を装備可能です。

もちろん細剣や短剣など、別の武器のソードスキルも原作のものが採用されてますよ!

(本作オリジナルのソードスキルも存在します)

 

本作は終盤のボス戦以外はそこまで難易度が高くありません。

しかし、フィールドには強力なネームドモンスターが徘徊しています。

格上のモンスターとのバトルはとても緊張感があって楽しめました!

油断するとすぐにやられてしまいますからね。

 

連携成功 さすキリ!

ボスやネームドモンスターはHPが非常に高いので、普通に攻撃していては時間がかかってしまうでしょう。

そんなモンスターとの戦いで重要なのがパーティでの連携攻撃「スキルアライド」!

パーティ全員でソードスキルを次々と繰り出し、大ダメージを与えられるんです。

位置取りや仲間の状態によっては失敗することもありますが、最後まで繋げられれば大ダメージを与えられますよ!

SAOのキャラクターが勢揃い

イベントシーン

SAOHRではとても多くのキャラが登場します。

原作の人気キャラクターはほとんど仲間になりますよ!

どのキャラもゲームオリジナルの服装なので、新鮮な気持ちで楽しめました!

 

ストレア

本作は過去のゲームシリーズと地続きのストーリーなので、過去作品のオリジナルキャラクターも登場します。

そのため、できれば「ホロウ・フラグメント」と「ロスト・ソング」をプレイしてからの方がより楽しめるでしょう。

(Switch版は発売されてませんが)

しかし、オリジナルキャラ登場時はしっかりと過去の出来事に関する説明が入るので、本作からプレイしてもそれほど問題はありません。

僕も問題なく楽しむことができました!

補足

SAOのゲームシリーズは原作とは異なる世界線です。

そのため、一部のキャラ設定や展開が原作と大幅に異なります。

NPCにとってのデスゲームをテーマとしたストーリー

フィリア、ユウキ、リズベット

SAOHRの舞台「ソードアート・オリジン」(SA:O)はSAO(劇中のVRMMORPG)のサーバーや管理プログラムを元に作られたVRMMORPGです。

そのため、世界観がSAOとそっくりな部分があります。

SAOとの違いは、プレイヤーはHPが0になっても街に戻されるだけですが、NPCキャラは死んでしまうと二度と復活できないという点。

NPCキャラも仲間にできますが、死んでしまったら二度と復活しません。

キリト達はNPCにも命があると考えているので、時には他のプレイヤーに酷い目に合わされているNPCを助けることも…。

 

プレミア

本作はオリジナルキャラクター「プレミア」を中心にストーリーが展開されます。

彼女は何も設定がされていないNPCキャラで感情もほとんどありませんが、キリト達と関わることで人格が芽生えていき、どんどん人間らしくなっていきます。

どこか天然なところもありますが、そこが可愛いと感じました♪

ストーリーを進めるごとに愛着が湧いてきますよ!

(本作はプレミアをパーティに入れた状態で全滅するとゲームオーバーになります)

彼女のクエストはあまりにも説明が少なく、どうすればクリアになるのかがわかりません。

しかし、実は重要な設定が隠されていたり…。

ファンタジー感あふれるBGM

プレミアとキリト

SAOHRはアニメ版のBGMは使用されてませんが、本作のBGMもなかなかの粒揃い!

タイトル画面で流れるメインテーマのフレーズを使用した曲が多いので耳に残りやすいです。

各フィールド曲や中盤の通常戦闘曲、ラストダンジョンの通常戦闘曲が特に気に入りました♪

好感度システムとアドベンチャーゲームのようなイベント進行

シリカとリズベット

本作は好感度システムが存在するので、仲間キャラや他のプレイヤーとの恋愛要素も楽しめます。

好感度が高くなればキャラごとのイベントも発生しますよ!

 

キャラごとのイベントはアドベンチャーゲームのように立ち絵で進行します。

もちろんイベントはフルボイスですよ♪

一緒にクエストを行うという内容のものが多いですが、実際は会話シーンのみです。

最初は「実際にそのクエストをやらせてくれよ!」と思いましたが、キャラごとのイベントは膨大な数なので実際にプレイするとなると相当な時間がかかるでしょう。

ここは会話のみにして正解だったと思います。

イベントでは一枚絵が挿入されるシーンもあるので、全員と仲良くなりたくなるでしょう!

 

お姫様抱っこ

好感度が高くなると、お姫様抱っこをしたり添い寝ができるようになります!

相手が男性キャラでもできます♪

原作以上のハーレム感を楽しめますよ!

マルチプレイ要素とアバターメイク

アバターメイク

SAOHRは最大4人でのマルチプレイが可能です。

マルチプレイ時は好きなキャラを1人連れていけるので、最大8人のキャラクターで冒険可能です!

本作はやりこみ要素が豊富で、ラスボスよりも強い敵はたくさん存在するので、強敵には大勢で挑みましょう!

 

マルチプレイがあるので、本作はアバターメイクができます。

なんとキリトの外見や名前、声を変更することが可能!

防具によって服装も変わりますよ!

(本編のイベントシーンではキリトと呼ばれますし、一枚絵・ムービーでの外見や声も変わりません)

アバターの髪型や顔の種類は豊富ですし、女性にすることもできます。

自分だけのキャラを作りましょう!

豊富なやりこみ要素

討伐クエスト

本作は上述した通り、ラスボスよりも強いボスがたくさん存在します。

DLCでの追加クエストもあるので、キャラゲーとしてはかなり長く遊べるでしょう!

Switch版なら最初からDLCが収録されてますよ!

快適性を考えるとPS4版の方が良いかもしれませんが…。

 

仲間キャラも豊富で恋愛要素もあるので、全キャラと親密な関係になろうとすれば、これまた膨大な時間がかかるでしょう!

防具によって服装も変わるので、好みの装備を探す楽しみもあります。

鍛冶屋で装備を強化することもできますよ!

様々な楽しみ方ができるのがSAOHRの魅力です!



不満点&気になったところ

全てを台無しにするロード地獄

ロード中

SAOHRはロード時間めっちゃ長いです!

Switch版はエリアチェンジに20秒くらいかかります。

3回エリアチェンジを行えば、それだけで1分消費してしまうのです。

(調べてみたところ、PS4版でも10秒ほどかかるようです)

これがオープンワールドゲームとかならまだわかるのですが、本作はエリアチェンジする頻度が高めです。

フィールドはそこそこ広いのでまだ耐えられますが、それほど広くない街でのエリアチェンジも同じくらい待たされるので正直苦痛でした(泣)

 

本作には様々なやりこみ要素やDLCの追加イベントがありますが、このロード地獄のせいで手を出す気が起きません。

エリアチェンジのロードが5秒くらいだったら個人的評価をワンランク上げただけにとても惜しい!

Switchには本作よりもグラフィックが美麗でフィールドも広いのにロードが短い作品もあるので不可能ではないと思うのですが…。

最適化をもっと頑張って頂きたかったです!

処理落ちが多い(Switch版)

戦闘

フィールドで敵が複数存在すると処理落ちすることがあります。

僕は少しくらいの処理落ちなら気にしませんが、本作は処理落ちの頻度が高いので気になるレベルでした。

PS4版なら可変とはいえフレームレートが60fpsなので快適にプレイできるでしょう。

のっぺりとしたキャラクターグラフィック

最初のイベント

本作はSwitchのキャラゲーとしてはキャラの3Dグラフィックが粗いです。

モデリングはPS2レベルだと感じました。

プリレンダムービーはとても綺麗なんですけどね。

このレベルのグラフィックなら快適性を上げて頂きたかったです。

 

ただ、元々はPS4とPSVitaのマルチ展開だったのでVitaの性能に合わせた結果なのだと思います。

マルチプレイで大勢のキャラが表示されたりするので、あまりポリゴン数を使えなかったのかもしれません。

ゲームバランスが悪い

レイドボス

SAOHRは本編を進めるだけなら意識してレベルを上げなくても終盤までは苦戦することはありませんでした。

他のパーティと協力して戦えるレイドボスも自分のパーティだけで十分に撃破可能です。

レイドボスはもう少し強くても良かったのではないかと思いました。

 

しかし、ラストダンジョンに入る前のボス戦から急激に難易度が上昇します。

アクションゲームに自信がない人はここでレベル上げのために足止めを食らうでしょう。

ジェネシスをもっと掘り下げてほしかった

ジェネシス

SA:Oで黒の剣士と呼ばれている本作の宿敵「ジェネシス」は事あるごとにキリト達と対立します。

粗暴なキャラで他のプレイヤーから忌み嫌われてますが、実力はSA:Oの中でもトップクラスです。

終盤では彼と戦うことになりますよ!

 

しかし、彼に関する描写が薄いので終盤はただの小物悪役のような印象で終わってしまったのがとても勿体なく感じました。

イベントでの会話では過去に何かあったかのようなセリフがあるのですが、最後まで明かされません。

そこをもっと掘り下げれば悪役としての魅力がアップしたと思うのですが…。

まとめ

プレミア
こんな人にオススメ!
  • ソードアート・オンラインのファン
  • ギャルゲー好き
  • やりこみ好き
  • MMORPGっぽい雰囲気を味わいたい
こんな人には合わないかも…。
  • 快適性を重視する
  • 要素が多すぎるゲームが苦手
  • ハーレム主人公が嫌い

SAOHRはキャラゲーとしては異常なくらい作り込まれています!

原作キャラどころかモブキャラも仲間にできるので、MMORPGをプレイしているような雰囲気を味わえるでしょう。

やりこみ要素が豊富なので、長く楽しめる点も魅力です♪

 

それだけにロード地獄が残念でした。

ゲームバランスの悪さなど粗い部分が多いので、SAOのファンでなければ合わないと感じるかもしれません。

Switch版はどこでもプレイできるという利点がありますが、快適性を求めるのであればPS4版を購入するのが良いでしょう。

 

プレイ時間:30時間

個人的評価:C

 

 



ABOUTこの記事をかいた人

雪月あきら

ゲームブログ「ゲーム戦士の足跡」管理人。 仕事中もゲームとブログのことばかり考えているヌルゲーマー。 好きなゲームのジャンルはRPG、アクション、アドベンチャー。 萌え系の作品も硬派な作品も子ども向けの作品も好きです! ゲーム以外の趣味はアニメ観賞と読書。たまに絵も描きます!