
こんにちは、雪月あきら(@snowmoon0328)です。
今回は『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ』(ピカブイ)の感想を書きました!
ピカブイは二度目の初代ポケモン(正確には『ピカチュウバージョン』)のリメイク作品です。
ポケモン捕獲システムがポケモンGoに近くなっているのが本作の特徴です!
ニンテンドースイッチのソフトなのでグラフィックも『サン・ムーン』と比べてかなり綺麗になりました!
僕は『Let’s Go! ピカチュウ』をプレイしました。
初代ポケモンは『赤』『ピカチュウ』と、GBAのリメイク作品『ファイアレッド』もプレイしたことがあります。
特にゲームボーイ時代のピカチュウバージョンは小学生の頃に大ハマリしましたよ!
- 初代ポケモン2度目のリメイク
- ポケモンGoに近い捕獲システム
- 相棒ポケモンと触れ合える
本記事には努力値や個体値など、やりこんでいるプレイヤーが使う用語が含まれています。
やりこまない方は分からなくても問題ないのでスルーしてください。
目次
作品情報
製品名:ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ
対応機種:ニンテンドースイッチ
ジャンル:RPG
発売元:株式会社ポケモン
開発元:ゲームフリーク
発売日:2018年11月16日
CERO:A
評価点
ポケモンGoをベースとした捕獲システム

ポケモンの捕獲は今までと違い、スマホゲーム「ポケモンGo」に近い捕獲システムが採用されています!
本作は基本的に野生ポケモンとはバトルしません。
(伝説のポケモンなど一部はバトルしてから捕獲モードに入ります)
バトルが無いのでテンポ良く進められますよ!
TVモードではJoy-Conを振ってボールを投げ、携帯モードではジャイロ操作(本体を傾けることで画面も動く機能)で狙いをつけてAボタンでボールを投げます。
個人的には携帯モードの方がやりやすかったです!

同じポケモンを何度も連続で捕まえているとコンボボーナスが発生!
これがまた中毒性があるんですよ!
コンボを繋げていくことで色違いや高個体値のポケモンが出やすくなります。
僕は高個体値の「ガーディ」や「ナゾノクサ」を狙って何度も捕まえまくりましたよ!
更にレアなポケモンも出現しやすくなるので、積極的にコンボを狙っていきましょう!
美しいグラフィック

ピカブイは据置機作品ということで、グラフィックが『サン・ムーン』と比べるとかなり綺麗になりました!
ポケモンのグラフィックはサン・ムーンのモデルをHD化して流用しており、モーションも一部を除いて基本的に同じです。
光源処理なども追加されているとはいえ、HD化しただけでこんなに綺麗になるとは!
3DS時代の頃からポケモンのグラフィックのモデリングは丁寧に作られていたんですね♪
重要なイベントシーンでは画面にエフェクトがかかって更に綺麗になります!
特に伝説のポケモンとの対峙シーンはかなり迫力がありますよ!
画質はアップしましたがマップ構成は初代とほぼ同じなので、初代をプレイした方なら迷わず進められるでしょう。
オーケストラ調にアレンジされた懐かしのBGM

本作は初代のリメイク作品なので、BGMも初代の曲をオーケストラ調にアレンジして使用しています。
どの曲もイメージを壊すようなアレンジではなく、アニメ版のBGMに近いアレンジになっているので初代ファンも満足できるでしょう!
初代のBGMはどの曲も印象に残っているので懐かしく感じました!
特にバトルのBGMはどれも好きですよ♪
ライバルキャラとの友情

本作の主人公とライバルは「レッド」と「グリーン」ではなく新キャラです。
ライバルはとても性格が良いキャラで、主人公にアイテムをくれたりロケット団と一緒に戦ったりと友情が描かれています!
もちろんライバルなので何度も戦うことになりますけどね。
戦うたびに強敵へと成長していきますよ!
初代のライバル「グリーン」のように強気な性格のライバルも好きですが、友達としてのライバルも見ていて気持ちが良かったです♪
相棒ポケモンとの触れ合い

ピカブイは相棒ポケモンと触れ合うことができます。
撫でてあげると喜んでくれるので愛着が湧きますよ♪
サン・ムーンのポケリフレに近いシステムです。
本作は相棒ポケモンのみ着せ替えが可能です。
主人公も着せ替えできるので、おそろいの服装にもできますよ!
更に相棒ポケモンにはアクセサリーも付けられますし、髪(?)型を変えることもできます。
相棒を自分好みに変えてしまいましょう!
育成しやすい環境

本作はバトルだけでなくポケモンを捕まえることでも経験値が入ります。
(サン・ムーンでも入ってましたが)
パーティ全員に経験値が入るので、サクサクと進められますよ!
能力の基礎ポイント(努力値)はポケモンを捕まえると手に入るアメを使って上げるようになり、本作では各ステータスごとに最大200まで上げられます。(合計1200)
今までと比べるととても解りやすくなりました!
努力値のシステムはやりこまないプレイヤーにとってはハードルが高いので、理解しやすいシステムになったのは良いと思います。
(『ソード・シールド』では元のシステムに戻りましたが)
前述の通り同じポケモンを連続で捕まえると高個体値のポケモンが出やすくなりますし、ある場所で占ってもらえば好みの性格のポケモンが出現するようになります。
育成のしやすさはシリーズの中でも上位なのではないでしょうか?
優れたゲームバランス

ピカブイはゲームバランスもなかなか良好です!
相棒のピカチュウとイーブイは進化させられませんが今までと比べると種族値が上昇していますし、非常に強力な専用技を覚えます。
更に個体値は6V(全能力が最高クラス)確定なのでとても強い!
最後まで活躍できる強さになりましたよ♪
序盤は相棒ポケモンが強いおかげでジム戦も楽勝です。
しかし、中盤辺りからはジムリーダーもなかなか手強くなっていきます。
相棒無双にならないところが良いと感じました!
不満点&気になったところ
Joy-Conでの操作に癖がある

TVモードではJoy-Con1本でプレイします。
ボールを投げる時はJoy-Conを振って投げるのですが、これがなかなか難しく感じました。
ポケモンが横に移動したらJoy-Conを傾けて振らなければならないのですが、カメラを動かせないのでなかなか当てづらいです。
Joy-Conにもジャイロ操作機能があれば…。
携帯モードならジャイロ操作や左スティックでカメラを動かせるので狙いがつけやすいです。
快適にプレイしたい方は携帯モードでのプレイをオススメします!
過去作品から廃止された要素が多い

ピカブイは過去の本編シリーズから廃止された要素が多いです。
スロットマシーンで遊べなくなったのは残念なポイント。
しかし現在だと規制が厳しくなっているので、お子様もプレイするゲームでギャンブル的な要素であるスロットマシーンを入れるのは難しかったのかもしれません。
バトル関連ではポケモンの特性が無くなりました。
特性によってポケモンに個性が出ていたので廃止しないで頂きたかったです。
自転車が廃止されたのが最も残念なポイント。
本作は速く移動したい場合はウィンディかペルシアンをパーティに入れてボールから出す必要があります。
快適に移動するためにはパーティが一枠固定されてしまうのです。
オマケに人やアイテムなどに近付くと勝手に降りてしまいます。
サン・ムーンのポケモンライドではポケモンに乗ったまま人に話しかけられたので、同じような仕様にしてほしかったです。
まとめ

- 初代ポケモンのファン
- ピカチュウやイーブイが特に好き
- ポケモンGoにハマっていた
- ポケモンGoの捕獲システムが嫌い
- 廃止されたシステムがあるのが嫌
僕は小学生の頃初代ポケモンにハマりまくっていたので、とても懐かしい気持ちでプレイすることができました!
主人公とライバルは別のキャラになりましたが、ライバルはとても好感が持てるキャラなので良いアレンジです♪
グラフィックや音楽も豪華になってますよ!
初代ファンには特にオススメのリメイク作品です!
本作では過去作品にあった要素がいくつか廃止されてしまいましたが、第八世代『ソード・シールド』では復活しました。
しかし本作独自のシステムもなかなか楽しめましたよ!
ポケモンGoに近い捕獲システムは最初聞いた時は戸惑いましたが、プレイしてみるとなかなか快適ですし、コンボボーナス目当てで何度も同じポケモンを捕まえることにハマってしまいました(笑)
プレイ時間:25時間
個人的評価:B
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