
こんにちは、雪月あきら(@snowmoon0328)です。
ニンテンドースイッチにはWiiUのゲームがいくつも移植されてますよね!
移植されたゲームは追加要素がある作品がほとんど。
WiiUのゲームは名作が多いものの、ハードの勢いがイマイチだった為に埋もれてしまった作品も少なくありません。
『スプラトゥーン』のように大ヒットした新規タイトルもありましたけどね。
そこで、WiiU時代に話題になった作品の1つ『ゼノブレイドクロス』もSwitchに移植してほしいと思い、この記事を書きました!
ゼノブレイドクロスは日本のゲームの中でもトップクラスで広大なオープンワールドRPGです。
ファンタジー感溢れるフィールドを巨大ロボットに乗って飛び回りながら探索できる凄いゲームなのです!
Switchで発売されればゼノブレイド2やDEの人気も相まって、WiiUの頃よりも売れて人気作品となるでしょう!
一方で、ゼノブレイドクロスはゼノシリーズの中では賛否が分かれる作品でもあります。
理由はシリーズの中では薄味なシナリオ、癖のあるキャラクターグラフィック、複雑すぎるシステムなどは好みが分かれる部分でしょう。
UIの使いづらさや文字の小ささ、BGMの使い方、探索を強制される要素など、問題点も少なくありません。
2020年にSwitchで発売されたリマスター作品『ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション』は、オリジナル版の良さはそのままに欠点を徹底的に潰した神移植でした!
ゼノブレイドクロスもSwitchに移植されるとなれば相当な調整が入ると思われます。
そこで、今回はいずれ発売されるかもしれない、Switch版『ゼノブレイドクロス ディフィニティブ・エディション』(仮)に期待する要素を挙げてみました!
Switch版『ゼノブレイドクロス』に期待する14の要素!
キャラクターのグラフィックを万人受けするものにしてほしい

まず、Switchに移植されるのであれば、メインキャラのグラフィックをゼノブレイドDEのように万人受けするものに作り直して頂きたいです。
ゼノブレイドクロスは正式にタイトルが決定した時のPVでキャラの顔がハッキリ映し出されたのですが、当時は賛否が分かれてました。
Wii版『ゼノブレイド』と比べれば大幅にレベルアップしているものの、キャラの顔グラフィックの癖が強いからです。
そのせいで当時はゲハブログを中心にネガティブキャンペーンの材料にされてしまったことも…。
個人的にエルマさんやイリーナさん、中年の男性キャラ、人間以外のキャラグラフィックは良い出来だと思うんですけどね。

当時は「田中久仁彦さんのキャラクターデザインは3D化に向かないのでは?」なんて言われていたこともあったんです。
しかし、『ゼノブレイド2』で田中さんがデザインを担当された「イブキ」「KOS-MOS RE:」「シュルク」「フィオルン」「エルマ」はイラストを忠実に再現しつつ、万人受けしやすいグラフィックになったと感じました!
現在のモノリスソフトのキャラクターモデリング技術はゼノブレイドクロスの頃よりも遥かにレベルアップしているので、ストーリー上で登場するキャラや仲間になるキャラだけでも顔グラフィックを作り直して頂きたいです!
ストーリーのボリュームアップ

移植版では、WiiU版で語られなかった謎を明かして頂きたいです!
ゼノブレイドクロス2が出るのであれば、そちらに持ち越しでも構いません。
本作のストーリーは多くの謎を残して終了してしまいます。
そのため、ストーリー重視のプレイヤーからの評判はあまり良くありませんでした。
正直言うと、僕も当時はラストシーンで不満に思ってしまったことも…。
おそらく、開発費や容量の問題で全てを入れることができなかったのでしょう。
BGMの使い方を見直してほしい

BGMはクオリティはもちろんですが、使い方も大事!
アニメやドラマで活躍されている澤野弘之さんが担当されたBGMは、クオリティだけならゼノブレイド1・2にも劣りません。
しかし劇伴畑の作曲家のためか、盛り上がるまでに時間がかかる曲やヴォーカルを多用したBGMが多く、ゲーム音楽としては賛否が分かれます。
そこは曲が完成している以上直せませんが、せめてBGMの使い方を見直して頂きたいです!
ゼノブレイドクロスはBGMの使い方がイマイチだと感じたシーンがいくつも存在します。
- 割とどうでもいいシーンでエンディングで流れそうなヴォーカル曲を流す
- ループのさせ方がイマイチな曲がある
- 選択肢が表示される時に曲が止まる
- ラスボス戦でもオーバークロック時に曲が切り替わる
このように使い方に関する不満は様々!
音楽にこだわりまくる総監督の高橋哲哉さんにもう一度チェックしてもらい、使い方を改善して頂きたいです。
個人的に飛行時のBGMもON・OFF機能が欲しいです。
(曲自体は好きですが、フィールドのBGMで飛びたいので)
冒頭の原初の荒野を見渡すシーンや「So nah, so fern」が流れるシーンなど、上手く使えているシーンもありますけどね。
使い方が良ければBGMも高く評価されたと思うので、ここは頑張って頂きたいです!
ドールはフライトユニットを入手してもジャンプできるように

空を飛べるようになっても、ジャンプ機能を失わないようにして頂きたいです。
フライトユニットを開発するクエストを終了させるとジャンプの動作が飛行に切り替わり、ジャンプできなくなります。
ほんの少しの段差を乗り越えるのにいちいち飛ぶのは煩わしいですし、少量とはいえ燃料も消費するのが嫌でした。
ジャンプボタンを2回押すことで飛行状態になるようにすれば良いと思います。
UIや文字のサイズを改善してほしい

ゼノブレイドシリーズ共通のUIの使いづらさは見直して頂きたいです。
ゼノブレイドDEではUIが別物レベルで改善されたので、移植されるとなれば本作も改善されるでしょう。
特に文字の見づらさやゴチャゴチャしすぎなステータス画面はもっと見やすくして頂きたいです!
仲間キャラをメニュー画面で呼び出せるようにしてほしい

メニュー画面で仲間を呼び出すコマンドがあれば、パーティ編成が楽になります!
ゼノクロでは仲間をパーティに入れる際、いちいち誘いに行かなければならないので面倒でした。
仲間キャラは数多く存在するので、メニュー画面で編成できれば好感度上げも楽になるでしょう!
丁寧なチュートリアルの追加

完全版が発売されるのであれば、チュートリアルイベントを挿入して頂きたいです。
ゼノブレイドクロスの戦闘システムはとても複雑!
僕はオーバークロックギアを長く維持する方法などは未だに理解できておりません(汗)
システムを簡略化するのはWiiU版をやりこんだプレイヤーから不満が出そうなので、初心者にもわかりやすいチュートリアルがあれば嬉しいです!
やりこんだ人ならシステムを理解していると思うので、任意で請けられるチュートリアルクエストのほうがいいかも?
フィールドスキルの廃止

ゼノブレイド2でも思ったのですが、フィールドスキルっていらないと思うんです!
せっかく苦労してフロンティアネットスポットを発見しても、スキルレベル不足でデータプローブを設置できなかった時はガッカリしました。
おそらくは探索をさせたい・長くプレイさせたいという思いが強すぎてこのようなシステムを導入したのでしょう。
ゼノクロのマップはとても魅力的なので、このような面倒なシステムが無くてもすみずみまで探索したくなります!
廃止してしまっても問題ないでしょう。
フライトユニットの入手タイミングを最終章手前に変更

これはイベントを作り直さなければならないので難しいかもしれませんが、可能であればフライトユニットの入手タイミングを最終章手前にして頂きたいです!
なぜなら、終盤にストーリーで訪れる黒鋼の大陸は複雑な地形で探索しがいがあるのですが、フライトユニットを入手していればその地形を無視して目的の場所まで行けてしまうからです。
空を飛べるのは便利ではありますが、探索の楽しみが減ってしまうので勿体ないと感じました。
ただ、最終章手前に変更するとなるとズ・ハッグ戦で苦労しますし、ストーリー的にフライトユニットを開発している時間がないので難しいかもしれません。
アバターメイクのパターンを追加

アバターメイクの自由度を更に上げて頂きたいです!
髪型や体型を増やして、自分好みのキャラを作れるようになればより愛着が湧き、プレイ時間も長くなるはず!
ドラゴンズドグマ並の自由度にならないかなぁ…。
ファッション装備機能を最初から使用可能に

キャラの見た目だけを変更する「ファッション装備」機能は、WiiU版ではクリア後かDLCを購入しなければ使用できませんでした。
もしSwitchに移植されるのであれば、最初から使用可能にして頂きたいです!
ゼノブレイドDEでは最初から使用可能でしたし、移植されるとしたら最初からDLCが導入されている可能性が高いのでこれは期待できるかも!?
シアターモードの追加

イベントムービーを観賞するシアターモードを追加して頂きたいです。
ゼノブレイドクロスも1・2同様にムービーのアクションシーンはかなり気合が入っているので、何度も見たくなりますから!
ゼノブレイドDEのように、シアターモードでもファッション装備機能があればなお嬉しいです!
フォトモードの追加

最近の大作ゲームの定番機能であるフォトモードを追加して頂きたいです!
ゼノブレイドクロスはHUDを非表示にできますが、オプションでいちいち切り替えるのは面倒でした。
時間を止めて、好きな角度からスクリーンショットを撮れる機能があれば嬉しいです♪
周回プレイの追加

本編をクリア後に、ステータスやアイテムを引き継いで2周目をプレイできる機能を追加して頂きたいです。
本作では選択肢が発生するサブクエストがあり、選択肢によっては展開が変わることも。
2周目をプレイできれば、別の選択肢を選んだ場合のパターンも見ることができるので、可能であれば入れて頂きたいです!
そもそもSwitch版『ゼノブレイドクロス』は発売されるのか?

ここまで『ゼノブレイドクロス』がSwitchに移植されること前提で個人的な要望を書きまくりましたが、
「まだ移植されるなんて決まってないよね?」
と思いませんでしたか?
確かにその通りですね(汗)
何とか発売して頂きたいところですが、そのためには様々なハードルがあります。
開発費がかかる
一番の課題は開発費!
ゼノブレイドクロスは国内トップクラスのシームレスマップを探索できますが、その分デバッグには物凄いお金がかかったと聞きました。
故 岩田聡社長がデバッグの見積書を見て凍りついたという話もありますからね。
移植するにしてもデバッグは必要ですし、追加要素があるのならなおさらです。
正直言うと個人的にはベタ移植でも出してくれればありがたいのですが、ゼノサーガ3やゼノブレイドDEのように、モノリスソフトは前作や原作の欠点を徹底的に潰してきます。
何の追加・改善もせずに移植することはまず無いでしょう。
ゼノブレイドクロスはかなりのボリュームがある作品なので、様々な調整とデバッグを行えば下手な新作ソフトよりも開発時間と開発費がかかるはずです。
ゼノブレイドDEや2と比べると人を選ぶ作品
もう一つの不安要素が、オリジナル版が賛否が分かれる作品だということ。
様々な問題点を解決したとしても、オリジナル版の評価を見て買うのをやめる人もいるでしょう。
完全版を出しても、ゼノブレイドDEや2ほどの売上は期待できないかもしれません。
発売前に改善された要素をアピールしたり、気合の入った宣伝をする必要があると思います!
しかし希望もある!
ここまで発売するハードルの高さを書いてきましたが、可能性は0ではありません!
Switchで発売されたゼノブレイドDEと2がなかなかの売上を見せ、Switchの定番RPGとなったからです。
- ゼノブレイドDE:国内売上30万本(2020年9月末時点)、世界累計売上140万本(2020年9月末時点)
- ゼノブレイド2:国内売上31万本(2018年3月末時点)、世界累計売上173万本(2019年3月末時点)
※ソースはWikipedia
ゼノブレイドクロスもSwitchで発売されれば、WiiU版以上に売れるのではないかと思います!
また、ゼノブレイド2のサントラのブックレットでプロデューサー兼ディレクターの小島幸さんが「ゼノブレイドクロスも大事にしていきたいし、クロスの2も出したい」とコメントされてました。
ゼノクロだって忘れられてはいないのです!
時間はかかると思いますし、もしかしたらSwitchの後継機での発表になるかもしれません。
気長に待ちましょう!
まとめ

ゼノブレイドクロスが欠点を改善してSwitchで発売されたら、きっとWiiUの頃よりも人気がでるはずです!
やりこみ重視の作品でもあるので、携帯できるSwitchとの相性も抜群!
発売するためのハードルは高そうですが、未完のまま終わってしまうのはとても勿体ない作品です。
是非とも、Switchで移植版、そして続編を出して頂きたいです!!
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