
こんにちは、雪月あきら(@snowmoon0328)です。
今回はオリジナル版『ファイナルファンタジーVII』(FF7)のサウンドトラックをレビューします。
FF7はプレイステーションで発売され、ハードを大ヒットに導いた傑作RPGです!
初3D化で世界中のプレイヤーに衝撃を与えた作品ですが、音楽面でも進化を遂げました!
そんなFF7のサントラの魅力を伝えたいです♪
目次
製品情報
製品名:FINAL FANTASY VII ORIGINAL SOUNDTRACK
作曲者:植松伸夫
発売日:2004年5月19日(ソニーレコード盤は1997年2月10日)
レーベル:スクウェア・エニックス
ディスク枚数:4
曲数:85
近未来的な世界観にマッチした重厚なサウンド!
オーケストラ調の重厚なBGM
FF7は今までの中世ファンタジーの世界観から、近未来的な世界観に変わったことも特徴のひとつです。
そのためかBGMもオーケストラ調の曲や金属音を使用した重厚な音楽が多めです。
神羅カンパニーのテーマはその重厚感ある曲調で、強大な組織であることを印象付けていましたよ!
通常戦闘曲もオーケストラ調で、これまでのFFのBGMとは一味違います。
SFC時代から内蔵音源も強化されたので、3Dグラフィック化も相まってより映画的なゲームへと進化しました!
不安を煽るBGMが多いのも特徴です。
魔晄炉の爆破事件などで平和な生活を脅かされる人々が大勢いるからでしょう。
「不安な心」は列車墓場やニブルヘイムなど、いたるところで使用されていたので地味に印象に残ってます。
謎の声のイベントなどで使用される「お前は…誰だ」や神羅ビルのイベントで流れる「血の跡」はホラーゲームで流れそうな不気味さを感じました。
ロック調のボス戦BGMも熱い!
オーケストラ調の重厚な曲が多いですが、植松さんが得意とするロック調・プログレ的なBGMも存在します。
通常戦闘曲はオーケストラ調ですが、ボス戦BGM「更に闘う者達」は激しいロック調!
SFC時代からのFFファンもきっと気に入るでしょう!
バイクゲームで流れる「クレイジーモーターサイクル」や重要なボス戦「J-E-N-O-V-A」、ラスボス1戦目「神の誕生」はピコピコ音が印象的なゲーム音楽らしさのあるBGMです。
これらの曲はドラムやベースもカッコいいので、低音部分も意識して聴いていただきたいです!
癒やされるBGMも収録♪
これまでのFFよりも暗いイメージがあるFF7ですが、穏やかなBGMも多数収録されています。
「F.F.VIIメインテーマ」はミッドガルからフィールドに出た時の開放感を表現した名曲です!
町のBGM「旅の途中で」や「牧場の少年」はその穏やかな曲調に癒やされました♪
そして「エアリスのテーマ」はエアリスの母親の回想シーンや例のイベントで使用され、多くのプレイヤーの涙腺を刺激した名曲ですよ!
好きな曲ベスト10!
試聴リンクには音量調節機能がありません。
音量にはご注意下さい。
10位
旅の途中で
カームなどの町のBGMです。
ミッドガルを出てから初めて訪れるのがカームです。
暗い雰囲気や怪しい雰囲気の曲が多かったミッドガルの街と比べると、とても穏やかな曲調で癒やされました♪
9位
F.F.VIIメインテーマ
フィールドのBGMです。
とても穏やかな曲調ですが、FF7の世界の広大さを感じられました!
尺が長い曲なので、飽きることなくフィールド探索を楽しめますよ♪
『リユニオントラックス』ではオーケストラアレンジされ、壮大さが倍増しました!
8位
クレイジーモーターサイクル
バイクゲームのBGMです。
特徴的なイントロとスピード感ある曲調が魅力の曲です。
激しいドラムのリズムがお気に入り♪
バイクゲームは神羅ビル脱出という熱いシチュエーションで挿入されるので印象に残りやすいです!
7位
オープニング~爆破ミッション
最初のムービーで流れる曲です。
オープニングムービーの部分はこれから壮大な物語が始まることを感じさせてくれました!
ムービーから暗転することなくクラウドが登場するシーンは当時感動しましたよ♪
爆破ミッションの部分は緊迫感のある曲調で最初の壱番魔晄炉爆破作戦を盛り上げてくれました!
6位
神の誕生
ラスボス1戦目のBGMです。
リズミカルなイントロとオルガンのメロディが印象的でした。
通常戦闘で廃止されたFFイントロはこの曲に受け継がれています。
スピード感ある曲調がラスボス戦の緊張感を演出してくれてます!
後半のピコピコ音もどこか神秘的でお気に入り♪
FF7のラスボス戦は「片翼の天使」が有名すぎるのであまり話題に上がりませんが、この曲もかなりの名曲ですよ!
5位
闘う者達
通常戦闘のBGMです。
FF6以前ではおなじみだったFFイントロはなくなりましたが、世界観に合った重厚なオーケストラ調が気に入りました!
最初の部分で使用されている金属音を思わせる音も印象的です。
通常戦闘曲はこの曲だけですが、最後まで飽きることはありませんでしたよ♪
特に序盤の柱爆破イベントで流れたのが印象的でした。
そのイベントではこの曲が流れっぱなしなのですが、アバランチメンバーの想いを継いで柱を登っていくシチュエーションがとても熱かったです!
4位
片翼の天使
ラスボス2戦目のBGMです。
あるキャラ(と言っても現在はかなり有名ですが)を象徴するBGMです。
コンピューターで再現したクワイヤではなく、実際に人が歌っているコーラスが流れたのは当時としては衝撃でした!
ラスボスの衝撃的な姿も相まってとても印象に残りました!
人気がある曲を1枚にまとめたベストアルバム『リユニオントラックス』ではオーケストラアレンジ版が収録されてます。
そちらは重厚さやコーラスの迫力が倍増しているので特にオススメですよ♪
3位
更に闘う者達
ボス戦のBGMです。
激しいロック調の曲で、エレキギターとオルガンの組み合わせが絶妙にマッチしていると感じました。
FF7の戦闘曲の中でも特に熱い!!
エアバスター戦から使用されますが、初めて聴いた時はその激しい曲調で興奮しまくりでしたよ!
2位
エアリスのテーマ
穏やかなピアノとオーケストラが印象的な曲です。
エルミナの回想シーンや例のシーンで使用されました。
エアリスの儚さを表現した名曲です!
使用回数は少ないものの、とても重要なシーンで使用されるので印象に残りました!
聴くと例のシーンを思い出すので涙腺が刺激されます…。
『リユニオントラックス』ではオーケストラアレンジが収録されてますが、個人的には原曲の方が好きです♪
1位
J-E-N-O-V-A
1位はジェノバ戦のBGM!
ピロピロピロピロという独特なメロディが流れ続けるのが印象的な曲です。
リズミカルなベース部分もお気に入り♪
そのスピード感ある曲調が戦闘の緊張感をアップさせていると感じました!
ジェノバの異質さと災厄としての強大さを表現した名曲です!
そんなに強くないけど。
まとめ
- 重厚なBGMが好き
- PSの内蔵音源を活かした曲を聴きたい
- 派生作品やリメイク版のアレンジと聴き比べたい
FF7は映像面だけでなく、音楽面でも進化したゲーム史に残る作品です!
PSの内蔵音源によってSFC時代と比べると格段にリアルな音色になったので、発売当時にプレイした方は音楽にも感動したのではないでしょうか?
重厚な世界観にマッチしたBGMばかりなので、FF7をプレイした方はもちろん、重々しい曲が好きな方にもオススメのサントラです♪
派生作品やリメイク版ではアレンジBGMが流れるので、聴き比べてみるのも良いでしょう!
人気楽曲を一枚にまとめた『リユニオントラックス』には「F.F.VIIメインテーマ」「エアリスのテーマ」「片翼の天使」のオーケストラアレンジ版が収録されてます。
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