
こんにちは、雪月あきら(@snowmoon0328)です。
「ニンテンドーDSでキャラが可愛いアクションアドベンチャーは無いの?」
そんなあなたにおすすめなのが『エレビッツ カイとゼロの不思議な旅』
つくしあきひと先生によるキャラクターデザインと探索・謎解き重視のゲームデザインが魅力の作品です。
謎解きが好きな方には特におすすめですよ!
本作はWiiで発売された『Elebits』(エレビッツ)の続編です。
僕は前作は未プレイですが、オープニングで前作の出来事が語られるので本作からプレイしても充分に楽しめました!
- エレビッツを捕獲して電力を蓄電
- オメガを利用した謎解き
- ギミック重視のボス戦
目次
作品情報
製品名:エレビッツ カイとゼロの不思議な旅
対応機種:ニンテンドーDS
ジャンル:アクションアドベンチャー
発売&開発元:コナミ
発売日:2008年12月11日
CERO:A
評価点
つくしあきひと先生の美麗なイラスト

エレビッツのキャラクターデザインやゲーム内のイラストは、漫画『メイドインアビス』などで有名なつくしあきひと先生が手掛けられました。
キャラの立ち絵は素晴らしいクオリティですし、ムービーなどで表示されるイラストはどれも驚異的な描き込み!
どうしたらこんなに凄いイラストを描けるんだと驚愕してしまいましたよ!

可愛らしいキャラクターデザインも本作の魅力です。
子どもキャラに定評のあるつくし先生が手掛けただけあって、どの子もとても可愛らしい♪
特に男の子に可愛い子が多いんですよ!
主人公のカイくんはもちろん、採掘場で出会うピッケル団の5人やツンデレ少年など、バリエーションも豊富!
少年好きの方にはぜひプレイしていただきたいです!!
エレビッツを集めて電力を貯めるのが楽しい!

DS版エレビッツは謎のエネルギー生命体「エレビッツ」を集めて電力を貯め、特殊な力を持つ「オメガエレビッツ」の力を借りて冒険するアクションアドベンチャーです。
電力は仕掛けを作動させたりオメガの力を借りるときに必要なので、常に貯めておく必要があるんです。
エレビッツは様々なところに隠れていますが、タッチペンで木や岩などのオブジェクトを動かして出現させることが可能。
その後、タッチペンでエレビッツをなぞることで動きを止め、捕獲することができます。
制限時間内にたくさんのエレビッツを捕獲すればコンボとなり、よりたくさんの電力を貯めることが可能。
コンボで大量の電力を獲得できた時はめちゃくちゃ気持ちよかったです!
一定時間集まる電力が倍になったり、捕獲をサポートしてくれるアイテムも存在するので、それらと組み合わせればさらにたくさんの電力を集められますよ!
オメガの力を利用した探索・謎解き要素

本作ではボス戦以外の戦闘が存在しないので、その分探索や謎解きに力が入れられています。
探索で重要なのが「オメガエレビッツ」(オメガ)
道中では様々な能力を持ったオメガが仲間になります。
火の力や水の力、水上を移動したり穴を掘ったりと実に様々!
種類が多い分、その使い分けが重要です。
謎解きは難しいものもあるんですけど、試行錯誤して謎が解けたときは気持ちよかったですよ!

探索要素としては「ピンクエレビッツ」の捕獲や蓄電池の入手などがあります。
ピンクエレビッツは1つのワールドに3体存在し、そのワールドで全て捕獲すると耐久力増強パーツ(他のゲームでいうライフやHP)が入手可能。
蓄電池は貯めておける電力の上限が増えます。
全てのオブジェクトを調べるのはなかなか骨が折れますが、探索をしっかり行えばその後の冒険が有利になりますよ!
ギミック重視のボス戦

ボス戦はそれぞれ戦い方が異なります。
対応したエレビッツでないとダメージを与えられないので、どのエレビッツが有効なのかを確かめながら戦うのが重要なんですよ!
謎解きのようにどのエレビッツで攻撃するべきか、どうやって動きを止めるかを考えながら戦うのはとても楽しめました!
毎回同じ戦い方にならないのが飽きなくて良いですね!
粒揃いのBGM

本作はBGMもなかなかのクオリティ!
マップのBGMはどれも雰囲気にあったものです。
ボス戦のBGMはどれも気に入りました!
序盤のボスで流れるコミカルな曲、中盤のボスで流れるテクノ調の曲、謎の少年戦で流れるノリの良い曲など名曲揃い!
本作では一度聴いたBGMはおまけのサウンドテストで聴くことができるのも嬉しかったです♪
不満点&気になったところ
操作性がイマイチ

DS版エレビッツは操作性がイマイチなところが惜しいと感じました。
オメガの力を借りているときは基本的に動けないので、ボス戦で被弾しやすいんですよ。
カイくんで移動している時と同様に十字ボタンで動かせるようにしていただきたかったです。
タッチペンをメインで使うので、間違ってオメガにタッチして切り替わったり、メニュー画面を表示してしまう点も厄介でした。
これは仕方がないところでもありますが、メニューや入れ替え画面はスタート・セレクトボタンで出す形式でも良かったような気がします。
全ての操作をタッチペンで行えるようにしたかったのかもしれませんけどね。
セットしておけるオメガが少ない
本作はオメガの切り替えが重要なのですが、セットしておけるオメガは5体まで。
一見問題ないようにみえるかもしれませんが、オメガはかなりの種類が存在するので少ないのです。
必要なオメガがなかった時はいちいち入れ替え画面を開いて探さなければならないので面倒でした。
種類が多いので仕方がない点ではありますけどね。
セーブポイントが少ない
本作のセーブポイントは時空を移動できるG.G.というバスのみです。
つまり各ワールドにセーブポイントは1つ。
本作のワールドはどれもそれなりの広さがあるので不便でした。
もう1つくらいはセーブポイントがあってもよかったと思います。
特にラストダンジョンはかなり長い上に謎解きも難しいので、ラスボス手前でもセーブできるようにしていただきたかったです。
G.G.のところにワープできるオメガや中断セーブがあるのが救いですけどね。
イベントシーンの一枚絵の画質が悪い

本作ではイベントシーンで1枚絵が表示されることがあるのですが、ムービー形式で表示されます。
ニンテンドーDSでは高解像度のムービーを収録できないので、画質がかなり粗いんですよ。
せっかくの描き込まれたイラストが潰れてしまっているところが残念でした。
動きをつけたかったのかもしれませんが、ムービー形式ではないメニュー画面や立ち絵のイラストの画質は問題ありません。
ムービー形式ではなく、普通の画像として表示すれば良かったのではないかと思ってしまいました。
まとめ

- つくしあきひと先生のファン
- 謎解きが好き
- 探索が好き
ショタコン
- タッチペンをメインで使うゲームが苦手
- 謎解きが苦手
つくしあきひと先生のイラストはとても綺麗なので、イラストを見るためにプレイしてしまいました!
可愛いキャラが好きな人には特におすすめですよ♪
謎解きや探索が好きな方にもおすすめのゲームです。
ただ、タッチペンをメインで使うゲームなので誤操作しやすい点は気になりました。
タッチペンメインのゲームが苦手でなければ楽しめるでしょう!
プレイ時間:11時間
個人的評価:B