
今回はプレイステーションのシューティングゲーム『アインハンダー』をレビューします。
旧スクウェアから発売された本作は、当時としてはハイレベルな3Dグラフィックと硬派な世界観、そして上級者向けの難易度で多くのシューターを魅了しました!
そんな傑作シューティングゲームの感想を書いていきますよ!
僕は小学生の頃(約20年前)に体験版のディスクを貰って、1面を延々とプレイしていました。
製品版を購入したのは今から約5年ほど前。
ゲームアーカイブス版を購入してPSPでプレイしました。
しかし、あまりの難度の高さに挫折!
終盤のボスにどうしても勝てなくてクリアを諦めてしまいました。
しばらくの間放置していましたが、PSVitaを購入したのをきっかけにもう一度プレイしてみました。
すると以前プレイした頃よりも熱中でき、なんとかクリアすることができたんです!
僕は一番低難度の「Free」でプレイしましたが、それでも非常に歯応えのある難易度だったので、クリアした時の達成感は半端なかったですよ!
- 硬派な未来の世界観
- ガンポッドの入れ替えが重要なシステム
- かなり高難度
目次
作品情報
製品名:アインハンダー
対応機種:プレイステーション
ジャンル:シューティングゲーム
発売&開発元:スクウェア
発売日:1997年11月20日
CERO:A
画像出典:公式サイト(現在は公開終了)
評価点
当時としてはハイレベルな3Dグラフィック

3Dグラフィックで描かれた未来の世界は今見てもとても綺麗です!
初代PSソフトとしてはかなりハイレベルな3Dグラフィックでしょう。
敵の機体は部位破壊の要素もあり、細かい破壊表現にもこだわりを感じました!
各機体のデザインもカッコ良く、ボスの機体には様々な攻撃パターンが存在するので戦っていて楽しかったです!
本作は横スクロールシューティングですが、場所によっては効果的にカメラが動くので迫力がありますよ!
特にラスボス戦のカメラワークは神がかっています!
ムービーもとても綺麗ですよ♪
特にオープニングムービーにはワクワクさせられました!
ガンポッド(武器)の入れ替えが楽しいバトルシステム

アインハンダーでは、敵を撃破すると装備している「ガンポッド」(武器)を奪うことができます。
本作ではこのガンポッドの奪取と入れ替えが重要ですよ!
ガンポッドを装備した敵は頻繁に現れるので、弾数が少なくなってきたら入れ替えましょう!
ガンポッドの種類はかなり多いので、色々試したくなるでしょう。
僕は「ワスプ」(ミサイル)と「キャノン」(貫通弾)がお気に入り♪
中にはレアで強力なガンポッドもありますよ!
本作では以下3種類の機体から自機を選びます。
- 3つのガンポッドを搭載できる「エンディミオンFRSマークII」
- 基本装備の機銃が強い「エンディミオンFRSマークIII」
- 同時に2つのガンポッドを使用できる「アストライアーFGAマークI」
個人的には高火力を出せるアストライアーがお気に入りの機体です!
この他にも厳しい条件を満たすことで使用可能な機体が2種類存在します。
条件が厳しい分、とても強力な性能ですよ!
シームレスなステージ構成

本作は最初のステージからムービーが入る終盤までは完全にシームレスです。
初代PSでシームレスなステージを実現していたことに驚きました!
没入感を削がれることなくプレイできる点が魅力的です!
しかも一方通行と思いきや、隠しエリアや隠しボスも存在するんです!
なかなか分かりにくいですが、見つけられた時は興奮しましたよ!
テクノ調のBGMと重厚な効果音

本作のBGMは全体的にサイバーチックで、未来の世界観にピッタリです!
テクノ系の音楽が好きな方にはたまらない曲ばかりですよ♪
ステージ・ボス戦共に名曲揃いで捨てる曲はありません!
ラップ入りのボス戦BGMはテンションを上げてくれました♪
効果音も良質ですよ!
敵を撃破した時の爆発音や歩行型のロボットの重厚感ある音が気持ち良いです♪
リトライポイントの多さ

アインハンダーは非常に難易度が高いですが、リトライポイントがとても多いです。
そのおかげで何度やられても諦めずにプレイできました!
何度もやられながらボスの行動パターンを覚えて、苦労して倒せた時は達成感を得られましたよ!
ゲームオーバーになった時に一度タイトルに戻れば、機体選択時に一度使用したガンポッドを装備できます。
この時に装備したガンポッドはリトライ時にも復活するので、やられてしまっても有利な状態でボスに挑戦できるんです!
このリトライのしやすさのおかげで中毒性が増していると感じました!
不満点&気になったところ
低難易度モードでもかなり難しい!

前述の通り、アインハンダーは非常に高難度です!
ボス戦は初見殺し満載なので、覚えゲーなところがあります。
僕は最も難度が低くてコンテニュー無制限の「Free」モードでプレイしましたが、それでも何十回もやられました(汗)
難度を上げたらきっとクリアできないでしょう!
シューティング初心者にはハードルが高い作品なので、もう一段階低めの難易度が欲しかったです。
まとめ

- 硬派な世界観が好き
- 歯ごたえのある難度を求めている
- ロボット好き
- シューティングゲーム初心者
アインハンダーは難度が高いので、難しいゲームが苦手な方にはややハードルが高い作品です。
それでもリトライポイントが多いので、諦めずに何度も挑戦したくなる中毒性がありますよ!
時間が空いたときにはついついプレイしてしまいます(笑)
硬派な世界観や優れた演出面など、様々な魅力がある作品です。
シューティングに自信のある方には是非プレイして頂きたいです!
プレイ時間:6時間
個人的評価:S
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本作のスタッフがグミシップ部分の制作を担当されました。