
こんにちは、雪月あきら(@snowmoon0328)です。
今回はPS4版『デビルメイクライ3 スペシャルエディション』(DMC3)の感想を書きました。
前作である2はアクション面やストーリーに問題がある作品でした。
しかし本作では2の反省が活かされ、初代以上の爽快感あるアクションが楽しめますよ!
スタイルを変えることで様々な戦い方ができる点が本作の魅力です。
本作のシステムは続編でも活かされていますよ!
家族との因縁を描いたストーリーにも注目です!
僕はイージーモードでプレイしました。
PS3版ではバグが問題になりましたが、PS4版以降では修正されているので安心です!
- スタイルチェンジで多彩かつ爽快なアクションが可能
- 家族との因縁を描いたストーリー
- ダンテ編をクリア後はバージル編もプレイ可能
目次
作品情報
製品名:デビル メイ クライ3 スペシャルエディション
対応機種:
- プレイステーション2(オリジナル版)
- プレイステーション3(HDリマスター版)
- プレイステーション4(HDリマスター版)
- ニンテンドースイッチ(HDリマスター版)
- Xbox360(HDリマスター版)
- XboxOne(HDリマスター版)
- Windows(Steam)
※赤字は筆者がプレイしたバージョン
ジャンル:スタイリッシュ クレイジーアクション
発売&開発元:カプコン
発売日:2018年3月15日(PS2版:2006年2月23日)
CERO:C
評価点
超爽快なアクション!

DMC3のバトルは超爽快!!
前作の反省が活かされており、スピーディーで爽快感のあるバトルを味わえますよ!
攻撃をヒットさせた時の感触は、迫力あるエフェクトや気持ち良い効果音のおかげでとても気持ちよかったです!
リベリオン(剣)の突進技「スティンガー」も初代並に使いやすくなりました。
近接武器は剣だけではなくヌンチャクや双剣など全5種類、遠距離武器も二丁拳銃やショットガンなど全5種類存在します。
これに加え、本作の新システム「スタイル」を駆使することで、多彩な戦い方が可能ですよ!

シリーズおなじみの「デビルトリガー」を発動させれば、悪魔に変身して更にスピード感アップ!
覚醒したばかりのためか、攻撃力は過去作品ほど上がりませんけどね。
リプレイ性を高めている「スタイル」システム

本作で特徴的なのが「スタイル」システムです!
各スタイルごとに○ボタンで使用できる「スタイルアクション」が変わります。
敵を倒すごとに経験値が貯まっていき、レベルアップすると新たなアクションが追加されるので、積極的にバトルしたくなりますよ!
スタイルは
- 回避アクションが使える「トリックスター」
- 近接技が追加される「ソードマスター」
- 銃の技が追加される「ガンスリンガー」
- カウンター技が使える「ロイヤルガード」
の4つが存在します。
また、ストーリー後半ではデビルトリガーゲージを消費して使用するスタイルも習得します。
ゲージを消費する分、とても強力な効果ですよ!
僕はトリックスターとソードマスターを必要に応じて切り替えてました!
回避アクションでスピーディーに動けるのは便利ですし、技のバリエーションが増えるのも魅力ですよね♪
スタイルはミッション開始時か、時空神像で変更することが可能です。
戦闘中に変えることはできないのかと思う方もいると思いますが、そのおかげで本作のリプレイ性が高まっていると感じました!
DMC3では一度クリアしたミッションなら、ミッション選択画面からいつでも再プレイすることができます。
「このボスは最初戦った時はトリックスターで挑んだから、今度はソードマスターで戦ってみよう!」
「あのボスは近づくと危険だからガンスリンガーで挑めば有利に戦えるかも!」
「全ボスロイヤルガードで撃破してやるぜ!」
といった感じに同じボス相手でも様々な戦い方を試すことができるんです!
そう考えると、ダンテ編だけでも相当なボリュームがありますね!
Switch版で追加された「FREE STYLE」モードでは、4以降のようにいつでもスタイルチェンジが可能です。
ヴォーカル入りの熱いBGM

DMC3から戦闘BGMにヴォーカルが入るようになりました。
ノリノリなハードロック調のBGMでバトルを盛り上げてくれますよ!
本作のエンディングで流れる「Devils Never Cry」は特にお気に入りです♪
エンディング曲としては激しい曲調ですが、あのエンディングの演出と非常にマッチしていると感じました!
気合の入ったムービーのアクション!

DMC3のムービーは気合の入ったアクションシーンが多数存在します!
本作は迫力あるアクションシーンに定評のある下村勇二さんがムービーシーン監督を担当されました。
(以降のシリーズでも担当されてます)
DMCらしくツッコミどころ満載ですが、派手なアクションは見ていてとても気持ちいい!!
ゲーム部分だけでなく、ムービーでも爽快感を味わえました♪
本作はシリーズで最も時系列が古いので、ダンテも若いです。
若い頃のダンテは自信満々な性格で格好良く敵を挑発してくれますよ!
武器入手時のノリノリなアクションも好きです(笑)
ヒロインのレディも銃やバズーカを駆使した戦い方が格好良いです!
映画『リベリオン』のような近距離での銃撃戦も!
本作ではムービー再生機能が追加されました。
格好良いアクションシーンをもう一度見ることができるのは嬉しいですね!

グラフィック自体も前2作と比べて向上しています。
キャラのモデリングも背景も、元がPS2作品であることを考えればかなり綺麗だと感じました!
流血表現もパワーアップしているので、苦手な方は注意が必要です(汗)
家族との因縁を描いたストーリー

家族との因縁を断ち切るのが本作のテーマです!
主人公のダンテは兄のバージルと、ヒロインのレディは父親のアーカムとそれぞれ因縁があります。
彼らが因縁の相手とどう決着をつけるのかが気になって、一気にストーリーを進めてしまいました!
一方で家族愛を感じられるシーンもあり、終盤は胸が熱くなることも…。
バージルも操作可能!

ダンテの兄「バージル」も本編クリア後に操作可能です。
バージルはクールな性格が格好良く、操作感がダンテと違うので新鮮な気持ちでプレイできましたよ!
ただし問題点も…。
不満点&気になったところ
面倒な仕掛けが多い

後半のステージでは面倒な仕掛けが多いと感じました。
床や壁から高速で飛び出してくる槍を避けながら進んだり、宙に浮いている動くブロックをジャンプで登っていったりと様々です。
個人的にこのシリーズにはステージの仕掛けよりも爽快なバトルを求めているので、面倒な仕掛けに邪魔されてストレスを感じてしまったことも…。
とはいえ、アクションゲームのステージに仕掛けは付き物ですけどね。
また、バージル編ではエアハイク(2段ジャンプ)が使用できません。
そのため、後半のステージはダンテ編以上に難しいと感じました(泣)
相変わらず厄介なカメラワーク
一部のエリアではカメラを動かせるようになったので、前2作よりは大分改善された方です。
それでも一部のボス戦や前述の面倒な仕掛けは、カメラワークの悪さのせいで苦戦することがありました。
全てのエリアで視点変更できるようにしないのは、容量や処理落ちなどの問題もありそうです。
まとめ

- 爽快感のあるアクションゲームをやりたい
- 様々な戦闘スタイルを駆使したい
- 厨二病
- 流血シーンが苦手
- 仕掛けを解くのが面倒
デビルメイクライ3は2で批判された点が改善され、初代以上に爽快なアクションゲームへと進化しました!
武器やスタイルを変えることで、同じボス相手でも様々な戦い方ができるところも魅力ですね!
ボスキャラを格好良く挑発する初代のダンテが好きだった方は間違いなく楽しめるでしょう♪
爽快感のあるバトルやダークな世界観が好きな方にオススメの作品です!
難易度は高めですが、イージーモードもあるので安心ですよ♪
アクションゲーム初心者から上級者まで楽しめる傑作です!
ただ、前2作と比べると流血表現が多めなので、苦手な方は注意して下さい!
プレイ時間:14時間
個人的評価:S
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