
こんにちは、雪月あきら(@snowmoon0328)です。
実は僕、昔はアンチ行為をしていたことがありました(汗)
いや、本当に昔のことを思い出すとお恥ずかしいのですが、僕は昔ある漫画が大嫌いで、2ちゃんねる(現5ちゃんねる)のアンチスレを見たり書き込んだりしていたことがあります。
当然ですが、今はやってませんよ!
今思うと、その漫画の何がそんなに気に入らなかったのかと不思議で仕方ありません。
何故僕がアンチ行為をしていたのか。
そして、アンチ行為をする人がどんな人なのかを考えてみました!
目次
何がそんなに気に入らなかったの?
20代前半の頃、ある漫画が嫌いで仕方ありませんでした。
作品名は伏せますが、かなり有名な漫画です。
嫌いだった理由は
- 綺麗事が多く、説教臭いと感じた
- 自分の望んだ展開にならなかった
- ほんの少しの矛盾が許せなかった
- 作者の倫理観がおかしいと感じるシーンがあった
- 信者が傲慢で嫌いだった
だいたいこんな感じだったと思います。
当時はとにかくその作品が気に入らなくて、2ちゃんねるでアンチスレを見つけた時は同じ考えの同士がいるんだと喜んだ記憶があります。
僕はアンチスレの住人たちと揚げ足取りに必死になり、「人気漫画のダメな点に気付いている自分たちは正義なんだ!」と思い上がってました。
性格悪すぎですね…。
思い出したら当時の自分にイラついてきました(汗)
メッセージ性が強い作品はどうしても説教臭くなってしまうものですし、完全に自分の望んだ展開になる作品なんてありません。
長期連載していれば矛盾点だって出てきますし、作者だって完璧な人間ではないので倫理的にどうなんだというシーンを描いてしまう場合だってあるでしょう。
人気作品には大体痛い信者が存在するものです。
なのに、何故そこまで叩いてしまったのでしょうか?
アンチ行為をしていた真の理由

当時の僕は謎の正義感でその漫画を叩いていましたが、今考えるとアンチ行為をしていた本当の理由は
ストレス解消と嫉妬
です。
自分の人生が上手くいってないから、他者を叩きたくなってしまったのです。
一時的に気が晴れても結局ストレス溜まるんですけどね。
思えば、当時は特に人生が上手くいってなかった時期です。
アルバイトでの残業の多さと店長のパワハラ、イラストレーターになるために絵の勉強をしても全く上達しない無力感などの悩みを抱えていました。
どうしても夢を叶える自信を持てなかったので、当時は人生が全然楽しくなかったんですよ。
そのため、絵を描く職業で大成功した作者に嫉妬してしまったんです。
嫉妬を糧に努力できればまだ良かったのかもしれませんが、当時の僕は今以上に努力が下手でした…。
行き過ぎた正義感ほど恐ろしいものはない

Twitterではよく炎上が起こっています。
尖った意見を言ったり非常識なことをした人を寄ってたかって叩いている人って多いですよね。
叩いている人たちはきっと以前の僕と同じように謎の正義感で叩いているのでしょう。
しかし、行き過ぎた正義感ほどタチの悪いものはありません!
正義感が強すぎると「こいつは悪いやつだから徹底的に潰さなければ!」となり、「注意」だった意見が「誹謗中傷」へと変わります。
「こいつは悪いやつだから何をやってもいいんだ!」となると最悪!
その人の住所を特定したり、家に落書きをしたりとやりたい放題!
こうなるとどっちが悪なのかわからなくなりますね…。
炎上商法に協力しているかも?

ネットでよく炎上している人の中には、炎上をビジネスに利用している人もいます。
悪質なまとめサイトなどが有名ですね。
ゲームハード信者の対立を煽ったり、特定の作品のネガティブキャンペーンをしたり、デマを拡散したりとあらゆる手を使って炎上させます。
こういったまとめサイトを炎上させることは、サイトの管理人の収益を増やすことに繋がります。
アクセス数が増えれば増えるほど収益が上がるからです。
炎上に参加している人全てがネット広告に詳しいわけではないので、炎上すれば管理人は大喜びでしょう。
悪質なまとめサイトを減らすためにも、炎上には参加しないようにしましょう!
アンチ行為をしている人は不満を抱えているはず
当時の僕だけでなく、アンチ行為をしている人は多かれ少なかれ自分の人生に不満を抱えているのでしょう。
人生が上手くいってたらアンチ行為なんてしている暇は無いからです。
幸せな人は、つまらない・合わなかった作品にはいちいち付き合いません。
もっと楽しめる作品を探すでしょう。
アンチ行為をしている人間が幸せな人生を送れるはずがありません。
当時の僕も、あんな無駄なことをしていたから負のスパイラルから抜け出せなかったのでしょう。
結局アンチ行為は自分の首を絞めるだけなんです。
負のスパイラルから抜け出し、楽しいことを見つけよう!

幸せになるためには、まず負のスパイラルから抜け出す必要があります。
中毒性の高いアンチ行為は真っ先にやめるべきです!
時間の無駄ですからね。
そして、自分が抱えている不満を洗い出して、どうすれば良いのかを考えましょう!
当時の僕なら、
- ブラックバイトをさっさと辞めること。
- 絵が上手く描けないのなら、練習方法に問題がないかを考える。
でしょうか?
(バイトはどうしても辞めさせて貰えなかったので仕方なくバックレましたが)
不満を解消するだけでなく、自分を幸せにするための行動も大切です。
嫌いになった作品に触れるのはやめて、好きになれる作品を見つけましょう!
その方が有意義な時間を過ごせるはずです。
好きなこと、楽しいことをして、自分を癒やしてあげましょう!
少しずつ幸せを積み重ねていけば、アンチ行為がいかに下らない行為だったかが理解できるはずです。
まとめ

アンチ行為をしている人の中には正義感でやっている人もいるでしょう。
でも結局はただのストレス解消で、叩く対象を探しているだけなんだと思います。
抱えている不満を解消すれば、アンチ行為で消耗することはなくなるはずです。
時間は有限なのですから、嫌いな作品には触れず、好きになれる作品を探して幸せになりましょう!
余談ですが、僕が当時アンチ行為をしていた作品、今では大好きな作品となりました!
不満に思っていた部分が気にならなくなり、その作品の良さがわかるようになったからです。
あれだけ叩きまくっていたことを考えると、奇跡だと思います!
作者様、すみませんでした!