
こんにちは、雪月あきら(@snowmoon0328)です。
今回はバイオハザードシリーズの外伝作品
『バイオハザード リベレーションズ』(バイオリべ)の感想を書いてみました。
本作は3DSの性能を限界まで引き出しているゲームで、非常にクオリティが高いですよ!
緊張感のあるバトルやホラー演出もバイオリベの魅力です!
僕はバイオハザードシリーズは小学生の頃に初代を少しだけプレイしたことがあります。
ちゃんとプレイしたのはバイオリべが初めてです。
過去のバイオハザードシリーズとの繋がりもありますが、本作からプレイしても十分楽しむことができました!
僕が購入した時は、すでに『アンベールド エディション』というHDリマスター版も発売されておりました。
しかし、3DSの本気を味わいたかったので、あえて3DS版をプレイしました!
(難易度はノーマルでプレイ)
- 3DS最高峰のグラフィック
- ホラーゲームとしてのアクション性が高い
- 海外ドラマのようなストーリー展開
目次
作品情報
製品名:バイオハザード リベレーションズ
対応機種:
【オリジナル版】
- ニンテンドー3DS
【アンベールド エディション(HDリマスター)】
- Wii U
- ニンテンドースイッチ
- プレイステーション3
- プレイステーション4
- Xbox 360
- Xbox One
- Windows
※赤字は筆者がプレイしたバージョン
ジャンル:サバイバルホラー
発売元:カプコン
開発元:トーセ
発売日:2012年1月26日.
CERO:D
画像出典:公式サイト(現在は公開終了)
評価点
3DS最高峰の映像表現

バイオリべのグラフィックは間違いなく3DSソフトの中でも最高レベル!
イベントシーンはほとんど録画映像を流すプリレンダムービーで行われるので、据置機作品にも劣らない臨場感を味わえますよ!
もちろんムービーも3D表示対応です。

通常時のグラフィックも非常に出来が良いと感じました!
「え?これ本当に携帯機!?」と思ってしまうほど!
クリーチャーやジルのスーツの光沢がしっかりと表現されており、とてもリアル!
ダクトなどから出てる液体のヌメり感も素晴らしく気持ち悪いです(汗)
巨大なボスとの戦いは大迫力ですよ!

そして本作のメインステージ「クイーン・ゼノビア」の船内はシームレスで繋がってます。
まさか3DS作品でシームレスマップが採用されているとは思わなかったのでビックリしました!
グラフィックも凄く作り込まれてますよ!
リアルな音響と映画のようなBGM
環境音も携帯機のゲームとは思えないリアルさです!
それゆえに恐怖感も凄まじいですよ…。
突然大きな音が鳴ってビックリすることが何度もありました。
是非ヘッドホンを装着してプレイして頂きたいです!
リベレーションズはフルボイスで、従来の英語ボイスだけでなく、日本語を含む全6ヶ国の言語が収録されてます。
大容量カードを使用しているとはいえ、プリレンダムービーも多いのによくこれだけの音声を収録できたなぁと思いました!
日本語ボイスの採用は移動時・戦闘時の会話で字幕を見なくて良いのでありがたかったです!
BGMもハイレベルですよ!
探索時の不安を煽るBGMや、ムービーシーンやボス戦などで流れるオーケストラ調のBGMはまるで映画音楽のようです!
ホラーゲームとしてのアクション性の高さ

ホラーゲームではあまり操作キャラの性能が高すぎると恐怖感が薄れてしまいますが、バイオリベは丁度いいバランスです。
配置されている銃弾の数も無駄撃ちしていると足りなくなりますが、かといって少なすぎるわけでもないので、適度にピンチを味わうことができますよ!
銃を構えながら移動、攻撃、リロードも可能。
下画面をタッチすれば簡単に武器を切り替えられます。
射撃時は主観視点にもできるので敵の弱点を狙いやすいですよ!
銃は船内で手に入る改造パーツで強化することができます。
威力や連射速度を上げたり、敵をひるませやすくできるので、自分好みに改造しましょう!
おぞましいクリーチャーによる恐怖感

バイオリべに登場するクリーチャーはどれも怖すぎる!!
クリーチャーの強さはなかなかで、スルーしようとしても捕まってしまうことが何度もありました。
突然現れることもあるので、慎重に進まなければなりません。
何かを飛ばしてくる敵や、爆発する敵もいるのでかなり厄介です。
だからこそ恐怖感が生まれるのだと感じました!
クリーチャーのデザインもグロテスクで不気味です!
最も多く見かけるウーズも掴まれた時の恐怖は半端ないですよ(汗)
スキャグデッド(通称メーデーさん)のおぞましい外見は強さも相まってトラウマレベルです(泣)
暗い場所や狭い通路が多いのも恐怖感を倍増させてくれる要素です。
曲がり角や隠れる場所があるエリアは要注意ですよ!
携帯機のゲームでこれほどの恐怖感を味わえることに感動しました!
海外ドラマのようなストーリー展開

メインとなるステージは豪華客船「クイーン・ゼノビア」ですが、別のキャラ視点のシナリオが挿入されることがあります。
雪山や高層ビルを探索することも。
ずっと同じキャラで同じステージを探索すると飽きてしまうので、定期的に別のキャラ視点のシナリオと別のステージを挿入してくれるのはありがたかったです!
ストーリーそのものも、サブキャラ視点のエピソードの挿入によって徐々に謎が明らかになっていくので続きが気になってしまいました!
1話ごとの長さがちょうど良いので区切りを付けやすいです。
毎回前回のあらすじを流してくれるので、ある程度プレイする期間が空いたとしてもストーリーを思い出しやすいのも嬉しいポイント!
本作のやりこみ要素「レイドモード」
レイドモードはバトルを楽しむためのモードで、好きなキャラを操作して戦うことができます。
キャラクターによって得意な武器が違うので、自分が好きな武器を得意としているキャラを選ぶのも良いでしょう!
本編よりも弾が手に入りやすく、ショップで購入することもできるので弾切れを気にせず戦うことができますよ!
(マグナム弾とかは高価ですが)
レイドモードではレベルがあり、レベルが高くなれば強力な武器を使用することができます。
こちらのレベルが高いほど与えるダメージが増え、受けるダメージが減るので、やり込めばクリーチャー相手に無双できますよ!
レイドモードで入手できる武器は性能がランダムなので、より良い武器を求めて戦うハック&スラッシュの要素もあります。
同じ名前の武器でも武器レベルによってかなり性能に差があるので、最強の武器を探してみましょう!
BP(お金)はキャンペーンモードの各エピソード終了時やレイドモードのステージクリア時の成績によって貰える量が変わります。
まずは操作に慣れるためにもキャンペーンモードでストーリーをクリアしてから遊ぶのが良いでしょう!
不満点&気になったところ
ロード時間が長い(3DS版)
3DSの限界に挑戦しているからか、ロード時間は3DS作品の中では長めです。
エレベーターや特定の扉を開ける時に長めのロード(大きな処理落ち)が発生します。
シームレスにするために暗転せずにロードを行うのですが、この時あまりボタンを押したり激しく動いたりするとフリーズする可能性があるので、おとなしく待ちましょう。
水中の操作が難しい

水中での操作は拡張スライドパッド無しだとなかなか難しく感じました。
敵を撃退するのも、水中で使用可能なグレネードでなければできません。
もちろん長く潜っていると窒息死するので、もう少し簡単な操作にしてほしかったです。
操作の難しさも恐怖感を出すのに一役買ってますけどね!
3話のボス戦がやや理不尽

3話のボスは即死攻撃あり、かなりタフ、巨体に似合わない素早さ、雑魚無限湧きと序盤のボス戦とは思えないほどの難易度の高さです!
ボス自体もかなりの強さですが、雑魚無限湧きが非常に厄介!
遠距離攻撃してくる奴もいるし…。
余程上手い人でなければ、初見で倒すのは難しいでしょう。
ノーマルモードなのに10回くらい死にました(泣)
終盤ならともかく、序盤でこの難易度の高さは心が折れそうになりましたよ…。
こういう理不尽さもホラーゲームの醍醐味ではあるかもしれません。
まとめ

- ホラーゲームが好き
- ガンアクションゲームが好き
- 3DSの本気を味わいたい
- グロテスクな描写が苦手
- 快適性を重視する
3DS初期に発売されたとは思えないほどハイクオリティなゲームです!
特に映像面、演出面は3DS作品の中でもトップクラスです!
やや快適性に問題はありますが、戦闘システムもよくできているので本作のバトルが気に入った方はレイドモードでやり込むのも良いでしょう!
携帯機ながら恐怖度もかなりのものなので、暗いエリアではビクビクしながらプレイしてました(汗)
3話と4話のボスはトラウマです…(泣)
プレイ時間:11時間
個人的評価:A
☆3DSの本気を味わいたい方には3DS版をおすすめします!
☆高画質&60fpsで快適なプレイを求める方にはPS4版をおすすめします!
☆画質も求めるけど携帯ゲームとしても遊びたいという方にはSwitch版をおすすめします!