アークザラッド3【レビュー】バラエティ豊かなギルド仕事が楽しい作品!しかし前作ファンには辛いところも

アークザラッド3 タイトル画面

名作シミュレーションRPG「アークザラッドII」の続編、
アークザラッドIII」の感想記事です!

前作から3年後の世界が舞台です。

荒廃した世界で懸命に生きる人々の様子が描かれてますよ!

 

本作にも前作からデータのコンバート機能がありますが、前作のように追加イベントが発生することはなく、恩恵も微々たるものなので3からプレイしてもあまり問題はありません。

 

【注意!】本記事には「アークザラッドII」終盤の内容が含まれております!

作品情報

製品名:アークザラッドIII

対応機種:プレイステーション

ジャンル:シミュレーションRPG

発売元:ソニー・コンピュータエンタテインメント

開発元:アーク・エンタテインメント、ダイナマイト

発売日:1999年10月28日

CERO:A

評価点

テンポの良い戦闘

アークザラッド3 戦闘

攻撃のモーションや魔法のエフェクトが前作よりも短くなってます。

さらに、複数の敵を同時に倒すと同時に消えてくれるようになったのでゲームテンポは大幅に向上しました。

ただ、通常攻撃が前作よりアッサリしすぎという意見もあるので、前作をプレイした方には物足りないかも?

美麗なグラフィック

アークザラッド3 アレク インパルスボム

ドット絵はアニメーションのパターンが豊富な前作の方が好みですが、本作のドット絵はキャラの頭身が上がったのでこちらもなかなかのクオリティです!

街やダンジョンは3Dグラフィックになり、立体感が増しました。

魔法やアタッカードのエフェクトも3DCGで描かれており、かなりの迫力です!

 

ハンターに剣を貰うアレク

ムービーは前作から大幅に進化!

前作のムービーは飛行船や崩壊シーンばかりでしたが、キャラクターもムービーに登場するようになりました。

当時の基準で考えればかなりクオリティの高い3DCGムービーです!

魅力的なキャラクター

アレクとルッツ

主人公「アレク」はハンターに憧れる少年です。

癖の無い性格ですが、正義感が強く、仕事熱心なところに好感が持てました。

14歳とは思えないほど有能なキャラですよ!

 

お調子者の「ルッツ」やモンスター好きでしっかり者の「テオ」、男勝りな性格の「シェリル」など、仲間たちも魅力的です!

どのキャラにも見せ場があるので、あなたもきっと好きになれるでしょう♪

 

アークザラッド3 トッシュ

旅の途中で前作キャラも登場します。

ほとんどのキャラは参戦しませんが、アレクたちをサポートしてくれます。

一時的に仲間になるトッシュ、シュウ、エルクはとても強いので頼りになりますよ!

 

ギルド仕事で登場するサブキャラクターも個性的です。

個人的にはフラレ虫のスパイシーが好きです(笑)

トラブルメーカーの商人一家やライバルハンター達など、良い意味で癖のあるキャラクターばかりですよ!

大災害から復興中の世界

アークザラッド3 テスタ

前作の終盤で発生した「大災害」で世界は一度滅亡しかけましたが、生き残った人々によって徐々に復興してきております。

大災害の爪痕が大きく残っている場所もありますが、前作の主人公たちの行動が無駄にはならなかったのは良かったです。

荒廃した世界ゆえに困っている人が多いので、彼らを助けるためにハンターとして働きたくなりますよ!

安藤まさひろさんの音楽

アークザラッド3のBGMも良曲揃いですよ!

個人的にオープニングムービーで流れる「アークザラッドのテーマ」は3のバージョンが一番好きです!

サントラだと短くなっているのが本当に残念です(泣)

 

各キャラクターのテーマや戦闘曲、アカデミー関連の曲は特に印象に残りやすいです♪

フィールドの曲も冒険のワクワク感が出ていてGood!

パワーアップしたギルド仕事

アークザラッド3 ギルド

アークザラッド3では前作で好評だったギルド仕事がパワーアップしてます!

ギルド仕事はただの作業ではなく、様々な人達との出会いが待っています。

前述したように個性的なサブキャラクターが多く、連続したストーリーになっている依頼もあります。

 

依頼はモンスター退治のような単純なものだけではなく、ミニゲーム、カード集め、人口調査など様々です。

バリエーション豊かな仕事でプレイヤーを飽きさせないようにしている点は好感が持てます!

 

本作では請け負っている仕事をメニュー画面でいつでも確認できるようになりました。

ギルド仕事の比重が大きい本作では、すぐに確認できる機能はありがたいです!

 

いくつかの依頼をこなしていくと、ストーリーを進めるための重要な仕事が入ってきます。

本作はストーリー進行もギルドを通じて行います。

豊富な寄り道・やりこみ要素

アークザラッド3 カジノ スロットマシーン

モンスターカード収集、アイテム・ウェポン合成、カジノなどがあります。

 

アイテムやウェポンの合成はパターンが豊富です!

協会で合成のヒントを貰えるので、上手く活用しましょう。

最強クラスの武器や防具を作成した場合は、そのアイテムの名前を自由に決められるのも嬉しい点です!

前作では店売りの武具は名前を変更でき、レアな武具は変更できませんでしたが、本作は逆ですね(笑)

 

カジノは5種類のミニゲームがあります。

チップを貯めると強力な武器やアイテムと交換できるので是非やりましょう!



不満点&気になったところ

前作を軽視する展開

崩壊する空中城

世界が完全に滅びることは防げたので、前作の戦いが無駄ではなかったことは良かったです。

しかし、終盤で前作のあるキャラの犠牲は何だったのかと言いたくなる展開があります。

冷静に考えれば前作ではそれができない状況だったのですが、本編で説明不足なので無駄死にに見えてしまいます。

 

また、前作では「キメラ研究所」という施設で非人道的な実験が行われてきました。

しかし本作ではその研究所の痕跡や実験体の生き残りなどは一切確認できません。

そういった前作の要素も絡めていけば、もっと面白いストーリーになったのではと思います。

 

前作が関わらない部分でも、おかしな展開はあります。

特に伝説のモンスター「飛炎」のカードを明らかに釣り合わないコモンカード3枚と交換してもらって、別の大陸に行くためだけに使用する展開はどうかと思いました。

他のサブキャラはそんなことをせずに普通にその大陸に移動していたのに…。

アレクが主人公とはいえ完璧すぎる

アレク

アレクはステータスが全体的に高めで、ほとんどの武器・防具を装備可能です。

特殊能力は攻撃、回復、状態異常と便利な魔法が揃っているので、あらゆる状況に対応可能!

オマケに14歳でありながら人間性も素晴らしいので隙がありません!

完璧超人なのはいいですが、ほとんどの武器・防具を装備できるのは流石にやりすぎ!

難易度が低い

アークザラッド3 テオ アタッカード

本作ではバトルで苦戦することはほとんどありませんでした。

前述のようにアレクがかなり強く、ルッツの「フェイタルダガー」(敵のHPを1/10にする)やテオの「アタッカード」による全体攻撃が強力だからです。

シミュレーションRPGでお手軽に全体攻撃ができるのはどうなんでしょうかね(汗)

 

アークザラッド3 デンジャードーム

中盤に訪れる「デンジャードーム」で強力な武器・防具を容易に入手できるのも問題です。

デンジャードームは、アイテムを賭けて一対一で戦う闘技場なのですが、相手のレベルは選んだキャラと同じになるので、余程下手な戦い方をしない限り負けることはありません。

勝てば基本的には自分が賭けたものよりも良いアイテムが貰えるので、強力なアイテムを量産し放題です。

程よい難易度でプレイしたい方は封印しましょう!

(それでも難易度低いですが…。)

前作キャラはスポット参戦

前作キャラは「トッシュ」「シュウ」「エルク」の3人が使用できますが、特定のイベントのみ参戦なので、最後までパーティに入れることはできません。

3のキャラを活躍させたいというシナリオの都合もあるので仕方ない部分ではありますが…。

 

また、前作キャラは特殊能力が4つしかありません。

どの技も強力ですが、前作ではたくさんの特殊能力が使えたので物足りなかったです。

前作で好評だった要素が削除

モンスターを仲間にする、アイテムレベルの概念、武器の熟練度、本編とは関係ないダンジョンなどの要素が削除されてしまいました。

本作も単体で見ればそれなりにやりこみ要素はありますが、凄まじいボリュームの前作とどうしても比べてしまいます。

本作もラストダンジョンに突入すると戻れない

飛行船「ヒエン」

前作もそうでしたが、正直戻れないようにする必要は無いと思います。

一応前作はラストバトル直前から戻れるようにすると、シナリオ的に問題が発生してしまうのでまだ分かります。

しかし、本作はラスボス手前から戻れてもシナリオ的に不都合は生じません。

 

ラスダンに突入する前に、やり残したことがないか確認しておきましょう!

念の為に突入前のセーブデータを残しておいた方がいいですね。

まとめ

アークザラッド3 ワールドマップ

アークザラッド3も単体で見れば決して駄作ではないのですが、完成度が高すぎた前作とどうしても比べてしまいます。

前作を軽視する展開もマイナスです。

そのため、前作未プレイのほうが楽しめる可能性があります。

 

難易度は低めなので、難しいゲームが苦手な方にはオススメできます。

前作ほどではありませんが、やりこみ要素もあるのでそれなりに長く楽しむことができるでしょう!

 

プレイ時間:不明(クリアまで25時間くらい?)

個人的評価:C

 

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雪月あきら

ゲームブログ「ゲーム戦士の足跡」管理人。 仕事中もゲームとブログのことばかり考えているヌルゲーマー。 好きなゲームのジャンルはRPG、アクション、アドベンチャー。 萌え系の作品も硬派な作品も子ども向けの作品も好きです! ゲーム以外の趣味はアニメ観賞と読書。たまに絵も描きます!